クヌギの木の根元にかぶと虫が
沢山いたので、子供の僕は大喜
びで捕って帰りました。当時は
飼育箱を自分で作るという発想
もなく逃げると困るので机の引
き出しに入れました。数日後思
い出し引き出しを開けたら全部
死んでいました。この時餌を与
えなければ死ぬると初めて気が
つきました。そして生あるもの
は必ず死ぬるし、育てられない
生き物はむやみに飼育してはい
けないと自分なりに理解しまし
た。六歳ころの夏の思い出です。
「失敗を重ね大人に脱皮する」
「悔いばかり増え年輪の積み重ね」
「思い出が波寄せてくる走馬灯」
「自然界ガラリと変わる半世紀」
本日の歩数12,823歩