22号車 港北町（2008年回顧の22）

ようやく３／４まで来ました。
港北町さん。

自衛隊通りを北へ、ローソンがあるあたり、周辺。
若松町よりさらに北。
多分、一番遠い町内が港北町さんになるのですかね。

外題「俘因の叛乱　名将保則元慶の平定」

見返し「曳山車（わっぱ）から　悲鳴が聞こえる　原油高」
（見返しコンクール最優秀賞、お見事！）
囃子：港和会（保存会）

不勉強なんで・・・間違っているのかもしれませんが、
俘因とは捕虜、などを表現するものではなく、
奈良平安時代には蝦夷などの言葉と同様に使われていたもののようで、
その昔、出羽を含める陸奥辺りの地に住んでいたものを
差しているんだと思います。難しいですね。

元慶二年、長引く飢餓などが要因となり
秋田城を焼討など、決起し反乱を起こした俘因たちに対し、
朝廷により送られた藤原保則が名裁きでこれを治めたのだそう。
古代史上最も有名な「元慶の乱」とのこと。
んん、難しい。


生の笹竹を使い、全体が緑に映える演出が印象的でした。


初奉納から30年を経過した港北町さんですが、
これまでもかなりの割合で秋田を舞台にした場面を作っているのでは
ないでしょうか？半数以上？
なんか素敵なことだと思うのです。


と、なにより、個人的にも今年はいろいろお世話になりました。
ありがとうございました。
楽しかったです。未熟さ、というか老いを思い知らされましたが（汗