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日々一歩ずつ前に進むために書き綴ろう…。自分の中のちょっとした変化を大切に…。

利自即利他

2007-10-08 06:18:18 | 随想





茂木健一郎氏がクオリア日記『利己性と利他性』(2007/10/5)の中で次のようなこ
とを書かれています。(以下、引用)

「(しかし、)全面的に「利他的」ということにはもちろんならないのであって、
利己と利他のバランスが大切である。
 
  とりわけ、何かを生み出すという精神運動においては、自分の内側の倫理
  規則、快楽原則に寄り添うことをしなければ良いものはできない。

  他人に対する奉仕でしているのではない。
 
自らの内なる宇宙における喜びの回路に沈潜し、そこでは思い切り利己的
  に振る舞うことによって、初めて結果として他人に喜びを与えることので
  きる作品ができあがる。」


仏教用語に「利自即利他」という言葉があります。

“利自”とは自分がこうでありたい、自分がこんな風になりたい、など自分の希
望がかなうような行為をするという意味です。

また“利他”は他人の利益になる、他人が幸せになる、すなわち無償の愛のこと
でしょう。

だから「利自即利他」とは、自分の夢や希望をかなえようと努力していること自
体が、まわりの人々を幸せにしていくのだ、という意味になるでしょう。


人間はとかく自分勝手になって、自分さえ良ければよい、という方向に流されや
すいものです。

だから、自分が成功すれば人は失敗してもかまわないというように言動がなりが
ちになるのです。

けれど、茂木健一郎氏や「利自即利他」という言葉はそうしたことを戒めていま
す。

自分の希望がかなって幸せになっても、他の人を不幸にするような希望のかない
方は間違いである、と。


自己中心的な考えでなく、みんながよい方向へと向かうという気持ちを忘れずに、
目標達成に努力していきたいものですね。
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4 コメント

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「利自即利他」という言葉・・・ (風待人)
2007-10-08 08:01:51
おはようございます!

言葉としては、記憶になかったんですけれど・・・

このところ「自力半分他力半分」が、ちょうど良い加減…などと
自分自身の中で感じておりましたので

おかげさまで、「やっぱり、そうだったんだなぁ~!!」って合点したところです。

アタマで考えつつも…体が自然に動くようになりたいものです…
お久しぶりです…。 (梓)
2007-10-08 18:31:39
コロンさん、自分の成長と周囲とが調和を生み出すことの大事さは分かりますが、マイペースな私はどうしても周りが見えていないかな…。

言うは易し、行うは難し…ですよね。

とりあえず、じっくり構えながらひとりよがりになっていないか、客観的に見ながら歩みを進めることにしますね。
風待人さん、 (コロン)
2007-10-09 16:01:48
コメントありがとうございました。

そうですね…自力・他力の両極端に傾けば、社会とのバランスがとれずおかしくなりそうですね。

「自力半分他力半分」…いい言葉です(笑)

そのようなことが自然と出来れば、そこに人間関係の和が生まれてくるような気配がありますね。

私は、他人に頼るのが苦手な部分ももっているので、この風待人さんの言葉は大切にしたいと思います。

梓さん、 (コロン)
2007-10-09 16:08:40
コメントありがとうございます。お元気でしたか…お久しぶりです。

確かに梓さんの言うとおり、言うは易し、行うは難しです。

ただ、常に自分がどのように社会と交わって、社会に貢献していこうか(”貢献”というのはちょっと硬い表現ですね…、役立たせるぐらいがちょうどいいかも…)ということを意識しながら行動すると、自ずと客観的に自分を見つめ、やれていくような気がしています。

教師はなかなか社会性をもたない人が多い…と言いますが、私もその内の1人だと思います(笑)

なので、私も”利自即利他”を意識しながら、頑張りたいと思います!!

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