新名眼科 院長日記

腎臓提供

読売新聞によるとフィリピン政府は、腎臓移植を希望する外国人患者に対し、一定の条件を満たせば腎臓提供を認める新制度を導入する方針を固めたそうです。
案では、外国人患者に〈1〉腎臓提供者(ドナー)への生活支援費1万2000ドル(約144万円)〈2〉別のフィリピン人患者1人分の移植手術代フィリピン人患者の移植代が円換算で96万~120万円相当とされ、外国人患者の手術・入院代とあわせ、外国人患者は総額5万ドル(約600万円)を支払うことになるそうです。
闇で臓器売買がされているために 政府管理の下で行うことが目的なのでしょう。
日本の腎臓移植待機患者数は1万人と言われています。
もしこの患者さんがフィリピンに大勢 押しかけるようなことがあってもいいのかの判断は非常に難しいものです。
私自身は闇や海外で臓器売買がされるよりは 日本国内でも臓器提供者に適正な謝礼や生活の保障費を支払う制度があってもいいと思っています。
できることなら海外に頼らずに、自分の国の中で解決できるように国が考えて欲しいものです。

コメント一覧

shimmyo
実際に透析を受けている患者様にとっては腎臓移植は大切な選択肢ですものね。
日本でもできればいいですね。
坂口 清喜
フィリピンに福祉施設と腎臓ドナーバンクを設立。腎臓移植は、一般的には良いイメージでは、有りませんが、今からは絶対必要な事と思います。
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