新名眼科 院長日記

子宮頸がん

大阪では秋の長雨が続いています。
シトシト雨が降ったり止んだり。
それでも涼しく過ごしやすい季節です。


子宮頸がんは発症原因がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染とされています。
日本では年間1万人以上が子宮頸がんを発症し、年間約3500人の女性のが亡くなっています。
子宮頸がんワクチンは2006年6月に米国で初めて承認されて以降、欧米や豪州、カナダなど世界100カ国以上で使われています。
多くの国では12歳を中心に9~14歳で接種が開始され、学校や医療機関で接種が行われています。
これにより7割の減少が予想されています。

29日 厚生労働省はこのワクチンの認可を行いました。
ただし、今回は費用負担までは決まっていません。
ワクチンは3回の接種が必要で全額自己負担だと3万~4万円かかるそうです。
欧州や豪州、カナダなど26カ国では全額公費負担または補助が行われています。
大切な命を助けることが分っているので、是非国からの補助を行い、接種率を上げてほしいと思います。


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