新名眼科 院長日記

おたふくかぜ

大阪感染症情報によると、第43週は前週から2.7%減の、1553例の報告がありました。
一番多かったのは感染性胃腸炎で、A群溶連菌咽頭炎、水痘、手足口病、RSウイルス感染症の順でした。

感染性胃腸炎は前週とほぼ同じ563例、A群溶連菌咽頭炎は7%増の255例、水痘は3%減の157例でした。

マイコプラズマ肺炎の報告数が例年よりも多く、3週連続で増加しています。
マクロライド耐性株が多いという報告があり、今後の動向に注意が必要です。


週報にはおたふくかぜのことが書かれていました。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はムンプスウイルスによる感染症で、耳の下にある耳下腺が腫れる病気です。
一度かかると再びかかることはありません。

思春期以降にかかると20~30%に不妊の原因にもなる睾丸炎をおこすことがあります。
小児で多い合併症は無菌性の髄膜炎で3~10%にみられます。
難聴を起こすこともあり、100~1000人に一人と言われています。

任意接種にはなりますが、ワクチンで予防できます。
大切な予防接種です。


街はすでにクリスマスモードのようです。

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