道尾秀介氏の「向日葵の咲かない夏」を読みました。
道尾氏の作品は初めてでした。
ミステリーですが、独特の世界。
死んだ人間が生まれ変わる 等 一種異様な世界。
共感できるか好き嫌いが分かれる作品でした。
解説では
「人間は自分が思っているよりも遥かに、現実と幻想が複雑に入り混じったグレーゾーンで暮らしている。特に、負の感情に押しつぶされそうになる時、人間はどんなに腹を括ったつもりでいても、いずこかに逃げ場所を探さずにはいられない。その場所は他者の眼にはいかに歪んで見えようとも、本人にとってだけは確かな現実である。」
このような目線で壮大なミステリーが繰り広げられ、最後には見事に収束します。
面白くってすごく引き込まれますが、少し暗い部分もあります。
この作品は いろいろな人の感想を聞いてみたいと思います。
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