新名眼科 院長日記

ナノ絆創膏

大阪は梅雨空が続いています。
アスファルトに包まれているせいか、他の地域よりも蒸し暑いように感じます。


肺などの柔らかい臓器が損傷した時に、医療用の接着剤が使用されています。
ただ、他の部分と癒着を起こして再手術になる場合もあるそうです。

これに対して早稲田大学と防衛医科大学の研究チームは カニの甲羅に含まれ、人工皮膚などに使われる「キトサン」と昆布のぬめり成分「アルギン酸ナトリウム」を使い、世界一薄いシート型の「ナノばんそうこう」を開発しました。
柔軟で傷口との密着性が高い一方、シートの裏側は他の組織と癒着しにくいとのことです。
実験では、従来の接着剤を配合したシートと同程度の強度が得られ、呼吸による空気圧に耐えられたそうです。
3年後の実用化を目指しているとのことで、いろいろな所で活用されそうです。
技術の進歩って すごいですね。

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