新名眼科 院長日記

サーカスの夜に

新型肺炎。
WHOがパンデミックの状態だと発表し、国内でも特措法が今日にも可決されます。
これにより、政府が必要だと判断すれば外出禁止などの対策をとれるようになります。
検査ができるようになり、感染者数が増えてきています。
今後も検査の増加により、感染者数の増加はみられると思われますが、こんな時こそ冷静に判断して行動する必要があります。


小川 糸さんの小説が面白く、今回も小川さんの「サーカスの夜に」を読みました。

両親の離婚でひとりぼっちになった少年。
病気を治療するために使用した薬のせいで、身長は10ぐらいのまま。
グランマとおじさんに見守られて13歳の誕生日を迎えた時に、両親との思い出のサーカスで働くことを決断。

団員たちに囲まれて一人の少年が成長していく。

小川さんの小説は、周りの人たちがとても素敵です

「結局、いくら願っても否定してもじたばたしても、事実は事実として変わらない。自分の意思で買えることができるのは、心だけだ。身体が変わらないのなら、心を変えていくしかない。」

「心は自由だ。どこにでも行ける。」

とてもよい作品でした。
老若男女にお勧めです。


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