新名眼科 院長日記

珈琲

新しい一週間の始まり。
どうやら週の前半は天気もぐずつきそうです。
今日は昼から2件の往診予定です。


珈琲が健康に良いという報告はいろいろ発表されています。

今回、山形県立米沢栄養大の加藤守匡准教授はコーヒーの生豆などに含まれるクロロゲン酸に、高齢者の認知機能を改善する効果があることを「花王」との共同研究で実証したと発表しました。

2014年8月から半年間、米沢市の65歳以上の男女計8人にクロロゲン酸330ミリグラム入りの試験飲料100ミリリットルを毎日就寝前に摂取してもらい、その前後の認知機能テストで効果を調べたものです。

8人は全員、テスト前は認知機能の低下を自覚。
摂取後に視覚運動機能や注意機能、記憶能力など計15項目をパソコンでテストしたところ、最高で平均20%の改善がありました。
特に注意機能などの改善あったそうです。

血液検査では、認知症を引き起こすとされるタンパク質の一種、アミロイドベータが平均27%低下していました。

県認知症施策推進協議会委員を務める加藤准教授は、高齢者向けの軽運動による認知症予防法を開発し、県内各地の健康教室で指導もしています。
加藤先生は「クロロゲン酸の効果が実証されたことで、今後は運動と栄養の側面から認知症予防への相乗効果の具体策を考えていきたい」と話しています。

検査対象が少数なため、もっと大きなデータも必要になりますが、少しでも認知症が減るように実用化してほしいと思います。
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