日中は30℃を超える予報ですが、少しずつ季節は進んでいるようです。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が日本初の有人月面着陸機を開発する構想を明らかにしました。
日本単独ではなく、世界で協力し合って行うものです。
JAXAは昨年6月に日本人の月面着陸を目指す考えを公表していましたが、着陸機の構想は初めてです。
3年後には無人月面着陸機「SLIM」(スリム)の打ち上げの予定されています。
米国が2020年代に建設を目指す月基地への参加を念頭に置いたもので、欧州と連携し30年ごろに着陸を目指すということです。
米国は2022年に月基地の建設を開始。
国際宇宙ステーション(ISS)に続く宇宙基地と位置付け、各国に協力を呼びかけていて、日本政府も参加を検討しています。
米国はここを拠点に、30年代に有人火星飛行を目指します。
構想によると、機体は米国のロケットで打ち上げます。
着陸機は4本脚のテーブルのような形状で、上部に欧州が開発する離陸船を連結させます。
上空を周回する基地に係留し、飛行士4人が船内に乗り移り月面に着陸します。
カナダの探査車に乗って2日程度滞在し、月面を探査。
帰還時は着陸機を月に残し、離陸船だけが上昇し基地に戻ります。
基地出発から帰還まで4、5日の予定で、ほぼ年1回、計5機程度の着陸を見込んでいます。
実現すれば米国のアャ轟v画以来、約60年ぶりの月面着陸を日本が担う歴史的なプロジェクトになります。
夢のあるニュースです。
是非実現してほしいと思います。
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