風疹

今日も秋らしい気持ちの良い朝です。
気温も下がり、少しずつインフルエンザも流行してきています。


ずっと言われている風疹の流行。
国立感染症研究所（感染研）は、今年になって報告された風疹患者数が１１０３人になったと発表しました。
昨年１年間（９３人）の約１２倍になっています。

今月１～７日の１週間に新たに報告された患者数は計１３５人。
５週連続で１００人を超えています。

これまで関東が中心でした。
この週の都道府県別では東京４５人、神奈川２１人、千葉２０人、埼玉７人、群馬６人、愛知5人、兵庫５人と続いています。

男性は９１６人、女性は１８７人。
特に３０～５０代男性に多く、ワクチンの接種歴「なし」や「不明」が多く見られます。

現在は男女ともに幼児期に風疹ワクチンの定期接種が行われていますが、当初、女性だけをワクチン接種の対象としており、昭和５４年４月１日以前に生まれた男性は接種機会がありませんでした。

風疹は妊娠初期の女性がかかると、赤ちゃんに影響がでます。
妊娠が分かってからは予防接種もできません。
妊娠の可能性のある女性や、その周りの男性は特に注意が必要です。
ご注意を。