今日から9月。
あっという間に時間が過ぎてゆきます。
梨木香歩さんの「やがて満ちてくる光の」を読みました。
デビューから2019年までに色々なところで発表されたエッセイをまとめたもの。
鳥のこと、バードストライクのこと、植物のこと、イスタンブールやエストニアのこと、時間・空間の境界のことなど。
これまで梨木さんがどれだけ丁寧に生きてきたかがよく分かります。
一つ一つ丁寧に向き合う姿勢が本当に素晴らしいと思います。
もっと早くに梨木さんの小説に触れ、この本を読んでいたら、自分ももっと丁寧に生きてこれたかも。
少なくともこれからはもっともっと丁寧に生きてゆこうと思いました。
梨木香歩さんのファンなら必ず手元に置いておきたい一冊です。
いつかお会いしてお話を伺いたい、そんなことが出来たら夢のようですね。