太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

AEDを貸し出します

2008年02月28日 | Weblog

AED(自動体外式除細動器)が市内に103台設置されている。
以前、市内のある医師が15台くらいだったと思うが、寄付をしてくれた。
「それって何」まったく無知だった。初耳だった。
「いやいや、これこれしかじかで心臓がおかしくなったとき使えば命を取り止めることができる」と説明された。
値段がいくらなのかまったく知らず「ありがとうございます」と気楽に受け取った。
導入はそれがきっかけだった。
今は103台、公共施設や学校などに配置されている。

 

たまたま、野球連盟の総会で宝泉行政センターにでかけた。
「これじゃ、AEDも役に立たないですね」参加者にいわれた。
置かれている場所が待合室の南東にあって、その気にならなければ気がつかない。しかも、長椅子がいっぱいに並べられて取り出すのに不都合。おっしゃる通りであった。
その場でAEDの戸が開きやすいように長椅子を移動させた。
「野球の大会をスポーツ広場でやっている。体調が悪くなったとき、仮に行政センターが閉まっていたらどうするのかな」
これももっともな心配である。
命に影響するようなことであれば窓ガラスを破ってでも取りに来ることになるが、気が動転してそこまではできないだろう。
「宝の持ち腐れにならなければ・・」
あればあったで利用方法が問題になる。

 

「AEDの貸し出し」を決めた。
スポーツの大会やら老人会の行事やら、準備しておくに越したことはない。
主催者が行政センターなど市の施設に申し込んだり、学校にお願いしたり、あるいは消防署にお話をしたりして事前に借り出しておく。当然、施設にも集まりがある場合もあるので貸し出しができない場合もある。
そのときは、消防署に予備のAEDがある。それを借りてもらえばいい。最寄りの消防署に申し込めばOKである。

 

肝心なのは「使い方の講習」ではないか。
消防職員があっちに行ったりこっちに行ったり、とにかくマメに講習をやっている。
何度か見たこともあるが、彼らは演技もうまい。大会責任者に実際にやってもらえば定着してくる。
借りたはいいけど「どう使うの?」ではだめ。
利用される方の講習会はもう一度しっかりやる必要がある。

 


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