島津明香(しまづはるか)活動報告

高砂市議会議員、島津明香(しまづはるか)の日々の活動を報告いたします。

地方分権についての研修に参加しています

2016-10-31 23:13:54 | 日記
今日から二泊三日で全国市町村国際文化研修所の市町村議会議員研修に参加しています。
今回参加している研修のテーマは「地方分権の動向と自治体の行政改革」です。

一日目の今日は総務省自治行政局行政課の地方議会企画官、江口氏より「地方行政をめぐる最近の動向」、
池田市長の倉田氏から「地方自治体における新たな取り組み」のお話を伺いました。

「地方行政をめぐる最近の動向」としては、第30次、31次の地方制度調査会について説明いただき、
連携中枢都市圏などの広域での連携についてのお話もありました。

また、地方公共団体のガバナンスとして、長の内部統制や監査委員の監査、議会の役割や住民の役割についてもお話いただきました。
様々な役割の中で、一議員としてどのような役割を担うのか、お話も参考に考えたく思います。

池田市長による「地方自治体の新たな取り組み」については、池田市で行われている地域分権の取り組みを紹介いただきました。
この取り組みは、個人住民税の1%の予算の使い道を市民にゆだねる制度であり、
各小学校区の地域コミュニティ推進協議会で取り組まれています。
ばらまきではない、地域課題を解決するための事業を市に提案するもので、2007年より取り組まれているとのことでした。
これまで、安全安心や福祉、環境、広報、コミュニティ振興などの分野での事業が提案されているとのことです。

明日からも地方分権に関する講義が続きます。
高砂市はどのような姿になると良いのか、勉強しながら考えたく思います。

伊保小学校音楽会・MOA児童作品展表彰式

2016-10-30 22:29:11 | 日記
昨日は伊保小学校音楽会とMOA高砂児童作品展の表彰式に参加しました。

伊保小学校の音楽会、伊保っ子コンサートは今年で41回目を迎えるとのこと。
各学年、難しい楽曲を選んでおり、たくさん練習さるたというお話もありました。

途中までの参加となってしまいましたが、それぞれの学年の演奏を聞かせていただき、
練習の成果を見せていただきました。


その後は高砂市文化保健センターで行われたMOA高砂児童作品展の表彰式に。
市内小学生から寄せられた346点の絵画と書から、
受賞された作品の児童が表彰されました。

MOA児童作品展は特にテーマが設けられておらず、自由課題のため、
絵画も書も児童が好きに製作したものが寄せられます。
思い思いの作品を楽しませていただきました。






RESASセミナーに参加しました

2016-10-28 23:36:10 | 日記
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局及び内閣府地方創生推進室主催のRESASセミナーに参加しました。

このセミナーはRESAS(地域経済分析システム)の活用方法などを紹介するもので、全国10カ所で開催されており、
行政職員だけでなく、企業や学生など誰でも参加できるセミナーです。
私は近畿会場として神戸で行われたセミナーに参加しました。
参加者300名強のうち、行政関係者が半分、それ以外の方々が半分くらいとのことでした。

RESAS(地域経済分析システム)は国がビッグデータを活用し、
企業間取引や人の流れ、人口動態など地域経済にかかわる様々なデータを見える化したものです。
都道府県ごとや市町村単位での分析も可能であり、
そもそも政策立案を勘や経験、思い込み(KKO)によるものからデータに基づくものへとする支援も目的の一つであるため、
行政の職員さんだけでなく、私たち議員はもちろん、市民の皆様にも活用いただけるものであると感じます。

RESASは誰もが使える、わかりやすい操作が特徴の一つであり、
今日のセミナーでも「まずは使ってみること」を何度も言われていました。
ご興味のある方々はぜひ使ってみていただければと思います。
(ブラウザはIEに対応しておらず、Google Chromeのみの対応となっています。
使用方法や活用方法についてはRESASポータルも参照ください。)

ただ、私も何度か使ってみたものの、自力ではそれぞれのデータを複合して考えることに至ることができず、
今日のセミナーを受講してみました。
産業や地域経済の循環、観光、人口、消費などそれぞれのデータからどこまで読み取れるのか、
具体的なところまで教えていただけたため、さらに深い分析ができそうです。

また、体感とは異なるデータについての説明もありました。
たとえば、観光マップでは目的地分析として、その自治体のどこに訪れる人が多いかなどを見ることができます。
ただなんとなく、肌感覚とは異なるものもあります。
それぞれのビッグデータには、データを取得するために使用されているアプリなど限定的なデータ取得となっているものもあり、
また観光の分析の中には2時間以上の滞在を条件としているものもあり、
条件やデータ取得方法によって体感とは異なるものも含まれるとのことでした。

それでも、前述の勘や経験、思い込み(KKO)ではなく、データに基づく政策立案としては
有用なものであると感じます。
学んだことをもとに、さらに活用していきたく思います。

公共施設のあり方や西港盛立地について全員協議会

2016-10-27 22:50:11 | 日記
今日は公共施設等総合管理計画の素案と、高砂西港の盛立地について全員協議会でした。

公共施設等総合管理計画については、所属している総務常任委員会や
行政経営調査検討特別委員会にて議論の場があったため、
私は今日は他の方の議論を聞くことに専念しました。

公共施設の削減を進めるこの計画については、
これまで委員会で議論を行う中でも、市民としての立場でどのように見ていくべきか、迷いもありました。
これ以上人口は増加しない見込みであり、施設の維持管理が難しい現状はあるものの、
皆様の中からは、まだ計画が完遂していない施設について、当初の計画どおりに進めてほしいという声をいただくこともあります。
一方で、公共施設の一部削減を求める声をいただくこともあります。
相反する様々な声をいただく中ではありますが、今日の全員協議会での議論も踏まえ、
まだあと30年現役生活が残されている私の世代から見て、どうあることが望ましいか、という考え方を基本として、
この計画を見ていくことが望ましいのではないかという考えに至りました。

お寄せいただく様々な声を届けることが使命であると感じていますので、
それぞれの場で届けていけるように取り組みながらも、
この公共施設等総合管理計画については上述の視点で取り組みたく思います。

これまでももちろん私なりの視点で公共施設のあり方について考えて議論してきましたが、
若い世代や将来世代への負担を軽減するという視点から見るためには、
まだまだ勉強しないとならないことも多くあります。
今後、研究を進めていきたく思います。


高砂西港盛立地については、盛立地にソーラーパネルが設置される計画です。
負の遺産を新たな姿へと変えていく計画ですが、過去の経緯なども踏まえ議論が行われました。
こちらについても皆様のご意見もいただきながら、見守りたく思います。

平成26年度施設別カルテについて

2016-10-25 23:47:36 | 日記
行政経営調査検討特別委員会にて、平成26年度施設別カルテを元に、
公共施設の管理について勉強・議論を行いました。

公共施設の管理については、現在パブリックコメント中でもある公共施設等総合管理計画(素案)が示されており、
この先40年で30%、平成29年から48年までの20年で15%の総延床面積の削減が目標とされています。
総延床面積の削減ですから、機能は残しながら統廃合も可能かと思いますが、
厳しい判断をしていかねばならないことも事実です。

この素案の分析の基礎となるのが平成26年度施設別カルテであり、
固定資産台帳をもとに市の公共施設についてそれぞれ建物情報・財務情報・施設サービス提供状況・コスト等が示されています。

このように比較可能な数値になることによって、分類ごとの施設の比較などが可能となります。
今後は様々な比較なども行いながら、検討していくとのことでした。

どの施設も利用されている方にとってはなくてはならない施設ですが、
すべての維持は難しいという見解から、削減を考えていくことになります。
ご意見等はパブリックコメントの機会も利用いただきながら、届けていただければと思います。