島津明香(しまづはるか)活動報告

高砂市議会議員、島津明香(しまづはるか)の日々の活動を報告いたします。

高砂市長のバランスシート

2016-08-31 23:55:10 | 日記
今日の行政経営調査検討特別委員会では、前回に引き続き行政経営プランの素案について説明を受け、議論しました。

具体的な行政改革項目なども示されましたが、まだ精査前の段階とのことで、
今後庁内で再度調整が行われるとのことでした。

夕刻には市民の方々や各専門分野の方々で議論する総合政策審議会でも行政経営プランが提示されたため、そちらも傍聴しました。


さて、8月25日に参加した「誰が社会を豊かにするのかを公会計の視点から考える」と題した、
公会計研究所の吉田寛先生の講義で学んだ首長のバランスシートをもとに、
高砂市バージョンを作成しました。

首長の就任時と現在とで「将来の税金」を比較するものです。
「将来の税金」は負債合計=資産・将来の税金合計ー流動資産+投資等の式で求められ、
将来世代に求める税負担を指すということです。
すなわち、この金額が首長の就任時より現在のほうが良ければ、首長の行政運営は将来の負担を減らしているものであるといえます。



現在の登市長が就任した平成20年度の将来の税金は市民一人あたり964,718円。
財務諸表が公開されている直近の平成26年度の将来の税金は市民一人あたり823,584円。
就任から現在までは将来の税金が減っており、将来への負担を減らす行政運営が行われてきたことが見えます。

今後、多くの事業が一度に行われる計画となっていますが、
将来世代への負担の少ない行政運営が続くよう、チェックしていきたく思います。



憲法についての勉強会

2016-08-29 22:34:48 | 日記
憲法改正について活動されている方にお願いし、
インターン生とともに憲法について勉強させていただきました。

インターン生はインターン期間中の2ヶ月間、テーマを決めて調査研究しています。
今回、学生が決めたテーマは憲法改正について。
大学の友人たちが議論しているものを聞いて、調べていることにしたそうです。

今日伺ったお話は、イギリス・フランス・ドイツの憲法制定過程と日本の比較について。
私自身も知りたいと思いながらないがしろにしていた分野でしたし、
学生の調査の中でも付け加えたい部分だったため、興味深くお話を聞かせていただきました。


今日のインターン活動は午前中のみで、
午後からは単独で大阪府泉大津市に伺いました。

泉大津市議会議員の南出氏が取り組まれている立志教育や郷中教育を学ぶため、
一般社団法人松南志塾の設立会に参加させていただきました。

学生インターン活動がもとになっている取り組みで、
地域活動を行いながら自身の志と向き合い、
育った学生が後輩指導を担われています。

人づくり、まちづくりの壮大さを実感するとともに、
足下からできることを実践していこうと改めて思いました。

インターン活動にも導入できるところから導入していこうと思います。

高砂ふらっ灯バルに参加しました

2016-08-26 23:08:51 | 日記
夕刻より、高砂ふらっ灯バルに参加しました。
高砂商工会議所青年部さん主催のイベントで、今年で二回目の開催です。
今日と明日の二日間、開催されます。

ホームページはこちら

高砂町のお店が中心に、バルメニューを提供していただけるこのイベント。
今日は平日でしたが、パンフレットを片手にまちを歩かれる方々と何組も出会い、
人が行き交うまちの素敵さを実感しました。



公会計の活用について研修

2016-08-25 23:19:34 | 日記
今日は(一社)日本地域経済再生機構主催の
地方議員の政策を考える会 in 大阪に参加しました。

「誰が社会を豊かにするのかを公会計の視点から考える」と題した、
公会計研究所の吉田寛先生の講義を受講しました。

吉田先生は、過去・現代世代の税金と将来世代の税金を明確することや、
市民と行政の資産や負債をそれぞれ明確にし、使えるお金をわかりやすくするために、
市民の貸借対照表と首長の貸借対照表を分けて考えるべきという考えで、公会計の講義をされています。

今日の講義では、会計の基本的な考え方から大田原市長の貸借対照表を演習として作成しました。
以前、吉田先生の著書で勉強していた際に、高砂市のものも自分で作成してみてはいましたが、
どのように比較すべきかや作成後の分析方法などがわからず、活用できずにいました。

今回の講義では直接先生よりうかがうことができたので、改めて作成してみようと思います。



※インターン生ブログも昨日分を更新しています。「初めての委員会傍聴

行政経営プランの素案について

2016-08-24 22:56:31 | 日記
午前中は行政経営調査検討特別委員会でした。

これまでは行政経営プランの策定に向け、
すでに策定されている市の人材についてや財政についての計画を説明いただいていましたが、
8月上旬より取りまとめられていた行政経営プランの素案ができあがったとのことで、
今日の委員会では素案を説明いただき、議論しました。

行政経営プランでは、市の現状や重点事業、国が地方自治体に求める行政サービス改革などを考慮し、
今後行政経営の観点から取り組むべき事項が示されるものとなっています。
今日の時点ではまだ素案段階なので、具体的に実施する事項は提示されませんでしたが、
限られた資源の中での事業の取捨選択、また、やるべき事業を行うための資源の確保について、
やりたい事業重視や資源の削減重視ではなく、双方の観点から取り組んでいただきたいことを意見しました。

今日は学生インターンの活動日だったため、学生も委員会を傍聴しました。


午後は学生とともに三木市へ、市に寄付された古民家の活用を見学に行きました。
学生にとっても、他市の取り組みと比較し、自分のまちを考える機会となればと思います。