島津明香(しまづはるか)活動報告

高砂市議会議員、島津明香(しまづはるか)の日々の活動を報告いたします。

公会計と公共施設最適化

2016-03-31 23:47:36 | 日記
今日は大阪市吹田市で関西若手議員の会の研修でした。
関西大学の柴健次教授より、「議員のための会計入門」、
吹田市矯正経営部資産経営室の保木本様より、「吹田市における公共施設最適化の取組と公会計の活用」
についてお話いただきました。

会計入門では、会計の理念から民間の会計と公会計の違い、会計がわかる必要性についてのお話でした。
民間会計は生産目的であり収入目的組織の会計であるが、
公会計は消費目的であり支出目的組織の会計であるというお話にとても共感しました。
民間企業は投資を回収できるかどうかが重要ですが、
自治体は基本的には稼いだり、投資を回収するという考え方がありません。
限られた税収をどのように分配し、消費していくかが重要となります。
そのため、民間感覚をやみくもに適用すると自治体には合わない点も出てくるということでした。
その上で議員の役割は公会計を自分なりの哲学をもって理解し、
そのフィルターをもって市の財政をチェックし、市民の皆様にお伝えすることであると思います。
私もさらに勉強し、市の財政などを皆様にお伝えしていきたく思います。

吹田市における公共施設最適化の取り組みは、高砂市でも進めている公共施設等総合管理計画の策定などを、
公会計を活用しながら取りまとめた事例です。
公共施設等総合管理計画は、公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点をもって更新・統廃合・長寿命化などを
計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化し、公共施設等の最適な配置を実現するもので、
平成26年に総務大臣からの通知があったことで全国で進められているものです。
これは、公共施設等のストックを把握し、老朽化対策にも活用可能である固定資産台帳を作成することや
コストを容易に比較できる形で把握するために新地方公会計制度を整備することも同時に進めることとなっています。
高砂市でも平成27年度中に固定資産台帳の整備、平成28年度中に公共施設等総合管理計画が策定される予定となっています。
今回の吹田市の例は、総務省からの通知よりも先に始められていたもので、
高砂市よりも一歩先を進んでいるため、今後高砂市で進められるものを確認する上で、参考にしていきたく思います。



後援会報作成中

2016-03-30 00:03:05 | 日記
定例会ごとに発行している後援会報を今回も作成中です。
今回は3月定例会号として、3月定例会での審議内容を中心に掲載していきたく思います。

選挙前に発行した3つを合わせて、今回発行する後援会報が10号を迎えます。
その間にも様々なご意見をいただき、今回もご意見いただいたことを反映したものにできればと思っています。

予定している主な記事は、
・3月定例会一般質問について
・平成28年度当初予算について
・新庁舎について
・伊保幼稚園について
などです。

来週行われる市長選挙中は政治活動が制限されるため、
市長選挙後から皆様のもとにお届けしたく思います。

後援会報のバックナンバーはホームページに掲載しています。
こちらからご覧ください。

教育センター開所式

2016-03-27 23:19:31 | 日記
今日は教育センターの開所式でした。
教育センターは曽根から生石に場所を移し、
平成28年度より新たな場所での開所となります。

これまでの曽根の建物は、老朽化やバリアフリーの課題があったため、
平成23年に閉館となった生石宿泊センターを改装し、
この度、バリアフリーを完備した新たな施設となりました。
これまで曽根の地で開講されていた高齢者大学も、
平成28年度からは新たな教育センターでの開講となります。

ただ、新たなスタートの影には、これまでの教育センター跡地の課題が残っています。
教育センター跡地の今後についても、しっかりと向き合い、見守りたく思います。

夕刻からは、高砂青年会議所主催の高砂市長選挙公開討論会に、
青年会議所会員として参加しました。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。
皆様それぞれの視点から、様々なことを感じていただけたのではないかと思います。






高砂西港再整備事業完成

2016-03-26 23:58:14 | 日記
今日は高砂西港再整備事業の完成記念式典でした。

この事業は、港湾整備や港湾までのアクセス、親水空間の創出などを目的とした事業で、
今回の完成によって、港湾のふ頭が整備されたことに加えて、
親水空間として高砂みなとの丘公園が、アクセス道路として沖浜平津線が整備されました。

また、この事業のもう一つの課題が盛立地対策でした。
PCB汚染土が覆われている盛立地は長きにわたって課題となっていますが、
今回の整備によって補強がなされ、将来的には太陽光パネルが設置されるとのこと。
負の遺産が安全・安心のまちへと生まれ変わろうとしているとのことです。

今回の整備によって、港がより私たち市民に親しみのあるものになればと思います。



吹田市議会議場コンサート

2016-03-25 21:54:34 | 日記
今日は吹田市議会を傍聴しました。
吹田市議会は今日が3月定例会の最終日で、
本会議での討論採決でした。

また、15時からは吹田市立佐井寺中学校の吹奏楽部による議場コンサートとのことで、
討論採決と合わせてコンサートも傍聴しました。
吹田市議会では初の試みとのことです。

午後からの一般会計当初予算の討論採決は、
コンサートで演奏する吹奏楽部の生徒の方々も傍聴されていて、
なかなか今までは入ることのなかったであろう議場の雰囲気を感じられている様子でした。
そのまっすぐな眼差しに、大人もがんばらねばと感じました。

議場コンサートは30人ほどの傍聴人が来られていて、
議場に足を運び親しみをもっていただく機会として有意義なものであると感じました。
ただ、議会の傍聴とともにとなると、一工夫必要だということも感じました。

討論採決も議会によって流れが少し異なるため、興味深く傍聴しました。



※理事者(当局側)の職員の方々も傍聴席で聴かれていました。