今日は大阪市吹田市で関西若手議員の会の研修でした。
関西大学の柴健次教授より、「議員のための会計入門」、
吹田市矯正経営部資産経営室の保木本様より、「吹田市における公共施設最適化の取組と公会計の活用」
についてお話いただきました。
会計入門では、会計の理念から民間の会計と公会計の違い、会計がわかる必要性についてのお話でした。
民間会計は生産目的であり収入目的組織の会計であるが、
公会計は消費目的であり支出目的組織の会計であるというお話にとても共感しました。
民間企業は投資を回収できるかどうかが重要ですが、
自治体は基本的には稼いだり、投資を回収するという考え方がありません。
限られた税収をどのように分配し、消費していくかが重要となります。
そのため、民間感覚をやみくもに適用すると自治体には合わない点も出てくるということでした。
その上で議員の役割は公会計を自分なりの哲学をもって理解し、
そのフィルターをもって市の財政をチェックし、市民の皆様にお伝えすることであると思います。
私もさらに勉強し、市の財政などを皆様にお伝えしていきたく思います。
吹田市における公共施設最適化の取り組みは、高砂市でも進めている公共施設等総合管理計画の策定などを、
公会計を活用しながら取りまとめた事例です。
公共施設等総合管理計画は、公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点をもって更新・統廃合・長寿命化などを
計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化し、公共施設等の最適な配置を実現するもので、
平成26年に総務大臣からの通知があったことで全国で進められているものです。
これは、公共施設等のストックを把握し、老朽化対策にも活用可能である固定資産台帳を作成することや
コストを容易に比較できる形で把握するために新地方公会計制度を整備することも同時に進めることとなっています。
高砂市でも平成27年度中に固定資産台帳の整備、平成28年度中に公共施設等総合管理計画が策定される予定となっています。
今回の吹田市の例は、総務省からの通知よりも先に始められていたもので、
高砂市よりも一歩先を進んでいるため、今後高砂市で進められるものを確認する上で、参考にしていきたく思います。
関西大学の柴健次教授より、「議員のための会計入門」、
吹田市矯正経営部資産経営室の保木本様より、「吹田市における公共施設最適化の取組と公会計の活用」
についてお話いただきました。
会計入門では、会計の理念から民間の会計と公会計の違い、会計がわかる必要性についてのお話でした。
民間会計は生産目的であり収入目的組織の会計であるが、
公会計は消費目的であり支出目的組織の会計であるというお話にとても共感しました。
民間企業は投資を回収できるかどうかが重要ですが、
自治体は基本的には稼いだり、投資を回収するという考え方がありません。
限られた税収をどのように分配し、消費していくかが重要となります。
そのため、民間感覚をやみくもに適用すると自治体には合わない点も出てくるということでした。
その上で議員の役割は公会計を自分なりの哲学をもって理解し、
そのフィルターをもって市の財政をチェックし、市民の皆様にお伝えすることであると思います。
私もさらに勉強し、市の財政などを皆様にお伝えしていきたく思います。
吹田市における公共施設最適化の取り組みは、高砂市でも進めている公共施設等総合管理計画の策定などを、
公会計を活用しながら取りまとめた事例です。
公共施設等総合管理計画は、公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点をもって更新・統廃合・長寿命化などを
計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化し、公共施設等の最適な配置を実現するもので、
平成26年に総務大臣からの通知があったことで全国で進められているものです。
これは、公共施設等のストックを把握し、老朽化対策にも活用可能である固定資産台帳を作成することや
コストを容易に比較できる形で把握するために新地方公会計制度を整備することも同時に進めることとなっています。
高砂市でも平成27年度中に固定資産台帳の整備、平成28年度中に公共施設等総合管理計画が策定される予定となっています。
今回の吹田市の例は、総務省からの通知よりも先に始められていたもので、
高砂市よりも一歩先を進んでいるため、今後高砂市で進められるものを確認する上で、参考にしていきたく思います。