島津明香(しまづはるか)活動報告

高砂市議会議員、島津明香(しまづはるか)の日々の活動を報告いたします。

3月定例会に提案された補正予算を議決しました

2016-02-29 22:00:48 | 日記
今日の本会議にて、平成27年度の補正予算や補正関係議案を議決いたしました。
提案された全議案が可決されました。
私は全議案に賛成しました。
この補正予算の可決により、庁内のセキュリティ強化や病児保育への補助金、ふるさと納税の記念品の増額、学校の大規模改造事業などが行われることとなります。

具体的な議決行動を示してほしいというお声もいただきましたので、
今回より詳細な内容や私自身の議決行動もブログで紹介できればと思います。

1.損害賠償の額を定めることについて
公用車の事故における損害賠償額を定めるものです。全会一致での可決となりました。

2.高砂市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて
人事院勧告に基づき、一般職の職員の給与表を改定するとともに、勤勉手当を0.1か月分増額するものです。
平成27年6月には近隣地域との比較によって職員さんの地域手当を引き上げています。年に二回も引き上げることへの疑問の声もあり、賛成多数での可決となりました。
人事院勧告に基づくもの、近隣との比較、それぞれ理由のある変更ですし、
妥当なものであると私は判断しております。

3.特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて
同じく人事院勧告に基づき、特別職の常勤のものの勤勉手当を0.1か月分増額するものです。
こちらについては、本会議でも県内の比較資料が提示され、議会の議員が県内28市中11番目に対して、市長の給与が県下5番目の高さであることから、人口規模とのかい離が議論となっていました。
ただ、市長の給与については、政策上のもの(選挙公約でのカットや不祥事によるカットなど)もあるため、単純比較は難しいと感じます。
ただそれでも、こちらについても疑問の声もあり、賛成多数での可決となりました。

4.旧高砂市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて
同じく人事院勧告に基づき、教育長の勤勉手当を0.1か月分増額するものです。
教育長は新制度への移行により、現在の任期が終了すると特別職となります。教育行政に力を入れることも考え、給与も考えることができないかという声もありましたが、特別職となっても給与は変わらないことを確認しました。
全会一致での可決となっています。

5.議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて
同じく人事院勧告に基づき、議会議員の勤勉手当を0.1か月分増額するものです。
委員会付託での審査内容は2月25日のブログをご覧ください。
こちらは賛成多数での可決となりました。

6.第9回平成27年度高砂市一般会計補正予算
可決された主な予算は次のとおりです。
・庁内の情報セキュリティを強化するための予算
・マイナンバーの事務経費の増額
・低所得者の高齢者向けの年金生活者等支援臨時福祉給付金
・病児保育事業への補助金の増額
・ふるさと納税の記念品の増額
・高砂・中筋・北浜小学校の職員用トイレの改修
・荒井中学校北棟の改修
・高砂中学校の職員用トイレの改修
これらの予算が賛成多数で可決されました。

7.第4回平成27年度高砂市国民健康保険事業特別会計補正予算
8.第4回平成27年度高砂市下水道事業特別会計補正予算
9.第4回平成27年度高砂市後期高齢者医療事業特別会計補正予算
10.第5回平成27年度高砂市介護保険事業特別会計補正予算
11.第3回平成27年度高砂市広域ごみ処理事業特別会計補正予算
12.第4回平成27年度高砂市水道事業会計補正予算
13.第3回平成27年度高砂市病院事業会計補正予算

条例に伴う人件費の増額補正や年度末精査の他、国保会計は一つめの議案の損害賠償による補正や赤字分の一般会計からの繰入などが、
下水道事業会計は交付金の有効活用のためのポンプ場建設工事委託料の増額などが、
市民病院事業会計では資金不足分の一般会計からの繰入などが決定されました。
広域ごみ処理事業特別会計は賛成多数で、その他は全会一致での可決となっています。


明日は会派代表質問が行われます。

くらべてみよう☆自分の市

2016-02-28 22:09:35 | 日記
午前中は伊保小学校の三世代ふれあいまつりを見に行きました。
私が小学生のころから毎年行われているふれあいまつり。
今年も幼稚園から地域の方々まで、多くの方が参加されていました。


午後からは、明石市議会議員の中西レオさんの報告会にゲスト参加させていただきました。
中西レオさんとは、関西若手議員の会でご一緒させていただいています。
月に一度、報告会を開催されているレオさん。
今回は、東播磨の三市の取り組みを比べ、明石市への理解をより深めようとのことで、
加古川市議の中村亮太さんとともにゲストとしてお話させていただきました。

三市の中では、規模が大きく異なる高砂市ですが、
それぞれの市の議会改革や地方創生の取り組みなどについてお話しました。
また、三市二町の東播磨地域で広域で取り組めるものとしては、
創業支援や職員・議員の研修・連携などにもお話が及ぶなど、
多岐にわたる内容となりました。

参加された方々からも、議会事務局の人数や市債残高、
議会だよりの作成方法や選挙公報の配布方法など、
多くの事柄の比較について、質問をいただきました。
また、明石市らしい事柄としては、医療費や保育料の無料化への考え方についてもご質問いただきました。

私自身も三市それぞれの違いについて勉強になりましたし、
参加された皆さんの関心や、報告会の方法についても非常に参考になりました。
私の報告会でも、生かしていきたく思います。





小中学校での健康や安全に関する取り組み

2016-02-27 23:50:22 | 日記
今日は土曜日で議会は休会です。
ウェルネージ加古川で行われた、第10回禁煙・防煙、いのちを守るフォーラムに参加しました。
時間の都合で第一部しか聞けませんでしたが、
第一部で行われた東播二市二町の小中学校の代表による、
学校での健康や安全に関する取り組みを聞くことができました。

高砂市は、高砂中学校の生徒による発表で、命の学習に関する発表でした。
高砂中学校では、小中一貫校を生かして、小中合同の命の学習が行われているとのこと。
今回の発表は、その中から、心肺蘇生法とAEDの使い方についてでした。
中学3年生が学び、その学んだことを小学4年生に教えているとのことで、
中学生にとっては小学生に教えるということからも学ぶことがある様子でした。
また、小学生にとっては、わからないことは中学生に聞くと良いという思いの醸成にもなっているようです。

高砂市以外の一市二町についても、心の健康のためのほめ言葉のシャワーやあいさつ運動についてや、
保健委員会での取り組みなどが紹介されました。
また、播磨町の小学校では、小学校のころから喫煙について学び、周りから喫煙を勧められた際の断り方も練習しているとのこと。
このような取り組みが影響してか、町民の喫煙率は全国平均より10%も低いそうです。

学校での様々な健康に関する取り組みを知る良い機会となりました。

市民病院の経営などについて

2016-02-26 23:50:08 | 日記
平成27年度補正分の常任委員会審査二日目でした。
今日は、市民病院、福祉部、教育部の審査でした。

市民病院では、5億円以上の資金不足が出ているため、
その原因や経営状況について議論を行いました。
資金不足の直接的な要因は、入院患者の減とのことです。
秋口にかけて入院患者が前年度より一日当たり10人減少しています。

ただ、経営状況として、人件費率が50%を超えることから、
人件費率を下げて経営を行う可能性について、議論となりました。
医師の給与も経営に合わせて変動させるべきという意見や、
医師の給与は上げても良いが、その他の職員の方を民間委託できないかという意見など、
多様な意見の中から議論を行いましたが、
当局側としては人件費は限界の水準で運営しているという思いもあるとのこと。
その中でも、現状に甘んじずに経営を考えたいとの答弁もありました。
厳しい中ではありますが、28年度当初予算でも、引き続き議論していくこととなりました。

また、福祉部の議論の中では、私自身も本会議に引き続き、
病児保育と女性活躍の施策連携について確認させていただきました。
この件については、病児保育事業の中で見えてくる課題については、共有していくとのことでした。
女性活躍についてはまだ手探りな部分も感じますので、
既存の事業の中で見えてくる課題にも対応していただきたく思っています。


週明け29日には補正予算分の討論採決、3月1日は会派代表質問が予定されています。

議員の期末勤勉手当についてなど

2016-02-25 23:50:03 | 日記
今日は午前中に特別委員会、午後から議会運営委員会と常任委員会でした。

議会運営委員会には、議員の期末勤勉手当(ボーナス)の引き上げ(0.1ヶ月分)についての条例が付託されており、
私も委員ではありませんが、傍聴に入りました。
今回の勤勉手当の引き上げは、人事院勧告によって一般職の職員の方々の勤勉手当が引き上げられることによるものです。
議員は非常勤特別職にあたり、報酬については特別職報酬審議会にかけられ、答申が出されますが、
勤勉手当についてはこれまで一般職の勤勉手当の上下に応じて決定されています。

今回もこれまでと同様の流れによる変動ではあるのですが、
引き上げということもあり、市民の皆様にもできる限り納得していただける議論を経て決定しようと、
様々な側面からの妥当性を確認する議論が行われました。

結果としては、これまでも同様の流れの中で引き下げを繰り返してきたこと、
今後は月額ベースではなく年収ベースで報酬審議会に議論をしてもらうことも検討することなどを確認し、
議会運営委員会では賛成多数で了承されました。
私の所属する会派も、この提案には賛成しています。


午後からの常任委員会では、まず提案されている荒井中学校の大規模改修について、現地を確認に伺いました。
その後は健康文化部の審査として、マイナンバーについてや、昨日もブログで触れた国保会計について議論を行いました。
明日も引き続き、常任委員会審査です。