一般質問でした。
今回は8人が質問に立ち、私は二番目に登壇させていただきました。
テーマはオープンデータ推進と乳がん検診について。
オープンデータ推進については、4月に福井県鯖江市を視察させていただき、
大変興味深い取り組みであり、高砂市でも有意義な取り組みであると感じたため、
質問することとしました。
オープンデータとは、機械判読に適したデータ形式で、二次利用が可能な利用ルールで公開されたデータを指します。
東日本大震災の際にも避難所等の震災情報が二次利用できないデータで公開されていたことから、
人の手で再入力しなければならないなど、情報の集約や二次利用に多くの時間と手間が必要とされたという経緯もあり、
地方自治体でもオープンデータを推進していく必要があるとされています。
高砂市でも、行政経営プランの中で、オープンデータの推進と二次利用の促進が掲げられているものの、
現状はデータの公開等が行われていません。
市としても公開に向けて進めたいとのことでしたが、
制度設計や体制等、二次利用できるデータ変換を行うにあたって検討しなければならないことを
まずは検討していくとのことでした。
乳がん検診については、若年層の乳がん予防の考え方について伺いました。
自治体の乳がん検診は多くが40歳以上の対象年齢となっており、高砂市も40歳以上となっています。
これは、マンモグラフィでの検診を行うにあたり、若年層であると乳腺が発達しているため、
検診を受けてもがんを発見しづらいことが理由となっていると考えられます。
また、超音波での検診も考えられますが、死亡率を下げる効果があるかどうかが定かになっておらず、
検診の効果よりも与える身体的・精神的ダメージのほうが大きいと考えられるため、
若年層の乳がん検診は見送られているとのことです。
私としては、若年層に対しても検診を受ける権利を用意していただきたいと考えていますが、
仮に若年層でも受診可能な検診実施には至らなくとも、
乳がん予防についての啓発は行っていただきたいということを伝えました。
前向きな答弁をいただけた部分もあれば、まだまだな部分もあります。
今後も様々な場の質疑等で伝えていきたく思っています。
今回は8人が質問に立ち、私は二番目に登壇させていただきました。
テーマはオープンデータ推進と乳がん検診について。
オープンデータ推進については、4月に福井県鯖江市を視察させていただき、
大変興味深い取り組みであり、高砂市でも有意義な取り組みであると感じたため、
質問することとしました。
オープンデータとは、機械判読に適したデータ形式で、二次利用が可能な利用ルールで公開されたデータを指します。
東日本大震災の際にも避難所等の震災情報が二次利用できないデータで公開されていたことから、
人の手で再入力しなければならないなど、情報の集約や二次利用に多くの時間と手間が必要とされたという経緯もあり、
地方自治体でもオープンデータを推進していく必要があるとされています。
高砂市でも、行政経営プランの中で、オープンデータの推進と二次利用の促進が掲げられているものの、
現状はデータの公開等が行われていません。
市としても公開に向けて進めたいとのことでしたが、
制度設計や体制等、二次利用できるデータ変換を行うにあたって検討しなければならないことを
まずは検討していくとのことでした。
乳がん検診については、若年層の乳がん予防の考え方について伺いました。
自治体の乳がん検診は多くが40歳以上の対象年齢となっており、高砂市も40歳以上となっています。
これは、マンモグラフィでの検診を行うにあたり、若年層であると乳腺が発達しているため、
検診を受けてもがんを発見しづらいことが理由となっていると考えられます。
また、超音波での検診も考えられますが、死亡率を下げる効果があるかどうかが定かになっておらず、
検診の効果よりも与える身体的・精神的ダメージのほうが大きいと考えられるため、
若年層の乳がん検診は見送られているとのことです。
私としては、若年層に対しても検診を受ける権利を用意していただきたいと考えていますが、
仮に若年層でも受診可能な検診実施には至らなくとも、
乳がん予防についての啓発は行っていただきたいということを伝えました。
前向きな答弁をいただけた部分もあれば、まだまだな部分もあります。
今後も様々な場の質疑等で伝えていきたく思っています。
色々のがん検査法が提案されていますが、その意味(スクリーニング)を正しく理解している人は多くないと思います。また、分かっていても陽性と告げられた時の衝撃はは相当大きい。
ドックで検査を受ける時は、医師からそれらを説明され、ケアーもされる筈なので大きな問題は生じ難いと思いますが、特に、未だ健康・医学の知識が少ない、そして人間として未完成の若年層では、結果に過剰な反応をしてしまう事の悪影響の方が害が大きいのではありませんか。従って、自治体として一律に行う施策ではありません。
自治体として、先ず行うべき事は次の事だと考えます。
■乳がんを含む、殆どのがんに有意な悪影響がある事が明確になっている、生活習慣病対策と、喫煙・飲酒による発生リスクの明らかな増加を啓蒙し、その改善を実効的に機能させる事。
■ハイリスク者でも、前記の改善によってがん発生が予防できる事。
■以上が実効できた段階で、残るハイリスク者(遺伝性など)に対してがん検査の推奨を行う。
即ち、若年層に対してはがんの可能性を見つける検査を行う事ではなくて、先ずは、がんに成り難い健康な体と強い心を育成する事ではありませんか。
高砂市では、特に若年層に対するこれらの健康施策が非常に乏しいと感じられます。
若年層で既にメタボ該当者が高砂市では多く目に付く様に感じられるのは気のせいでしょうか。市は実態を把握しているのでしょうか。
がんに限らず、それらの方が高齢になった時の影響は中・長期施策に織り込んでいるのでしょうか。
如何ですか?
乳がん検診については、私も市の見解は知識として持ち合わせた上で質問をいたしました。たしかに、超音波検査の信頼性や受け入れられる診療所の数なども考えると、自治体として必ず取り組まなければならないものではないと考えています。
ただ、他市では30代を対象に視触診や超音波検査を実施しているところもありますし、等身大の20代、30代から考えると、機会は提供していただけても良いのではと思うところがあり、質問しました。
とはいえ、もっとも重視したことは啓発活動でした。検診は上記のような不安要素もあり、難しいところもあると感じますが、予防の呼びかけや啓発はできる限り行っていただきたいと思っています。
ご提案いただいている、予防や啓発以前の強い体、心、そして中長期的な観点は今までの私にはなかった観点です。とても重要なことだと感じますので、その観点も含めて研究させていただき、よりよい質問につなげられればと思います。
ありがとうございます。