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SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

[Focus] 小橋勇利選手が引退へ、ラストレースは「さいたまクリテリウム」

2016年10月26日 | レース・イベント情報



小橋勇利選手が『さいたまクリテリウム』を最後に引退へ。

小橋勇利選手は北海道日高町に生まれ、小学4年生の時から自転車競技を開始。愛媛県立松山工業高校へ入学後、1年生としては歴代初となるインターハイ個人ロード優勝を果たしました。その後もジュニアカテゴリーで数多くのタイトルを獲得。高校卒業後は単身フランスに渡り、アマチュア名門チーム UC Nantes Atlantique(Union cycliste Nantes Atlantique)に所属。

2016年シマノレーシングに加入し、チーム本拠地である堺市で開催された『堺国際ロード』では6位(日本人最高位)、U23日本選手権ロードで4位等、多くの場面でその才能を見せてきました。

年齢的にまだまだ成長をつづけ活躍が期待されますが、世界のTOPレベルを目指し続けてきた小橋勇利選手自身の考えと決断により、競技活動に区切りをつける事となりました。

強い闘志と才能を持ち合わせた同選手を失う事はとても残念ですが、チームは今後の活動を強く応援してゆきたいと思います。

ラストレースとなる「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」まで小橋勇利選手へのご声援よろしくお願いします。


***小橋勇利選手のコメント***
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チームからのご案内にある通り、私、小橋勇利は週末に行われるさいたまクリテリウムを最後に自転車競技に終止符を打つことになりました。
突然のご報告になってしまい驚かれている方もいらっしゃるかもしれませんが、時間を掛け悩んだ末の判断でした。

小学生の頃に始めた自転車競技。
それ以来自転車を軸に過ごしてきた12年間。
始めた頃はまさか自転車でこれほどまでに多くの貴重な経験、体験ができるとは思ってもいませんでした。
自転車を通してできた繋がり、仲間、先輩、後輩、そしてチームメイト。
そのどれもが文字通りかけがえのない宝物です。
今までお世話になった方々、支え続けてくださった全ての皆様
本当にありがとうございました。

喜、怒、哀、楽、全てを共にした自転車に区切りをつけることは簡単ではありませんでした。

しかし自分の中で一つのターニングポイントとして定めていたU23カテゴリーの終了時期。
今回"引退"という選択をしたのには新たな目標、夢の発見がありました。
悩み憂えた時期もありましたが今はそんな時期も越え、また新たなステージで始まる挑戦にワクワクしております。
私が選手を辞めても、私が大好きな「自転車」は今後も一生変わりません。
いつかまた会場に伺わせてもらった際にはそんな「自転車」のみんなとまた笑いあえたらと思っています。

最後になりますが さいたまクリテリウム 全力で走りますので皆さん変わらぬ応援よろしくお願いします!!

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小橋勇利選手のブログ↓
http://blog.goo.ne.jp/yuri-kobashi


▲全日本選手権U23ロードにてレースをリードする


▲TOJ堺のステージに立つ(左端が小橋勇利選手)


▲ルーツの一つであるツール・ド・北海道のスタートを切る


▲いつでも勝負へのこだわりを見せ、前向きに取り組む姿勢はチームへ大きな影響をもたらしてくれた。

 

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