しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

2021年6月の主な動き

2021年07月02日 | ご報告

早朝に多伎海岸からみた日御碕方面    今日も暑くなりそう…

今年の梅雨入りは、例年よりかなり早い5月中旬だった
どちらかというと空梅雨に近い6月だったような印象を受けたのは、夏日が続いたからなのか…
これからが夏本番かと思うと、体も気分も滅入ってしまう…




6月1日(火)
犯罪被害者として様々な啓発活動をされているご遺族と面談
子どもを亡くした親としての分かち合い~活動に対しての分かち合い(愚痴?)をしていました。
リーダーの孤独感を吐露し合うのも、たまにはよいものです。

6月3日(木)
NHKの記者さんと面談
冊子作製を依頼している印刷所さんと面談

6月5日(土)
大田市にある「県立男女共同参画センターあすてらす」に、パネル出展をするため午前中はその準備
午後から、当会場内で、定例大田分かち合いをしました。
参加者は5名でした。



6月7日(月)
出雲労働基準監督所へ、虹メンバー2名で「労働災害補償金不支給決定処分取り消し判決への控訴断念について」の要請をしてきました。
出雲労基所は、当初の高木さんの心を、更にズタズタにさせた場所でもあります。
窓口の女性「あんたの息子が悪いことをしたから死んだんじゃないの!?」


6月11日(金)
NHK記者さんと打ち合わせ

6月12日(土).13日(日)
あすてらすフェスティバル「声をあげて暮らしを変えよう!」の自主企画イベントにパネル展で参加、後半パネルを一部入れ替えしました。
映画「未来を花束にして」を観賞
活動をしている者には、とても共感出来る映画でした!

6月16日(水)
出雲労働基準監督所へ
労働局、出雲労基所、被告の出雲市内のスーパーが控訴を断念した事で、原告(高木さん)の完全勝利となりました。
長い闘いでしたが一応のケジメとしての御礼と、今後このような問題が起きない事を願い挨拶をしてきました。
その後、出雲市役所へ23日の自死対策の研修会(遺族支援)の打ち合わせに行ってきました。



6月18日(金)
松江市役所へ、地元遺族と新年度の挨拶に行きました。
担当4人中、3人が新しい方々でした。
引き継ぎはあったと思うが、再度「虹」の活動状況や、松江市の自死(対策)の現状を報告しあいました。
島根県人権啓発推進センターへ事業開始の最終確認書類を提出に行ってきました。

6月19日(土)
松江分かち合い
J交流会に、前日訪ねた松江市の自死対策のある健康推進課の課長と、NHK記者さんと、佐藤弁護士がご参加でした。
それぞれのゲストの方と、情報や意見を忌憚なく交換出来たと思います。



6月20日(日)
大田のあすてらすへ、パネルの片付けに、遺族二人で行きました。
帰り際に、担当課長がわざわざ4階から挨拶に降りてくださり、恐縮でした。

6月23日(水)
午前中に、出雲市役所庁内24課連絡会研修会(自死遺族支援)がありました。
NHK松江放送局が取材に来ておられ、夕方と夜に放送がありました。
午後、十三回忌を迎えられた遺族の方に寄り添い、松江市にある千手院へ遺族二人とお参りをさせていただきました。
高野山真言宗の、いろいろととても有名な寺院だそうです。
ご住職さんは知恵いあるご高僧にも関わらず気さくな方でした。
ある相談も兼ねてでしたが、長居をしてしまいました。
そのあと松江駅前テルサで開催中の「沖縄戦.パネル展」を、視てきました。
正しいのはどっちか!!私たちはなんと非力なことか!!
理不尽な事だらけな社会は、昔も今も変わらない!!

 



6月26日(土)
益田分かち合い
きょうだいを亡くされ初めてご参加の方を含め、5名で分かち合いました。
J交流会は、ゲスト参加の方が6名でした!
特筆しておきたいのは、島根大学医学部の看護師さんや保健師さんになろうとされている、4回生の学生さん3名のご参加があったこと。
自死遺族たちの想いや考え方を、真剣に聴き入ってくれていました。
保健所から2名、市役所から1名の6名がゲストという、益田J交流会でした。

6月30日(水)
島根県庁へ
県の自死対策の担当者から、7月1日付けで異動になります、というご連絡をいただいていました。
4月に、もう1年間は大丈夫なんだと安心しきっていたので、突然の中途な異動には驚きました。
メンバーと共に、2年間大変お世話になったことへのお礼に行きました。
別れはいつでも突然だが、永遠の別れで無い限りは新しい出会いもあるわけなので。。。





言い続けなければ… !
千葉県八街市で児童五人が死傷した事故
地元のPTA役員たちは、現場の危険性を訴え続けていた
が、対策が進まない中で役員の代も替わり、自然消滅状態になってしまっていた
と、元PTA役員が話していた
言い続けなければ、いや、犠牲者が出て初めて何かが動く社会
自死対策、遺族を踏み台にしたデータばかりを眺めていないで、遺族たちの無念な気持ちをもっと取り入れるべきだと感じる
だから、私たちも、担当者が異動される度に、想いを言い伝えて行かねばならない…
しんどくても途絶えることの無いように!!

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