9月は、出雲、浜田、雲南の3か所で分かち合いの集いを開催しました。
分かち合い終了後、ある地域の情報交換のJ交流会において、信じれない現状を聞きました。
地域の民生委員に「9月は10日が世界自殺予防デ―、10日からの一週間を自殺予防週間と言います。島根県では自死予防週間として街頭キャンペーン等をします」と自死対策に関わる方が説明された時、その民生委員は「『自死』?そんなもんでは分からんので、私は『自殺』でいく!」と。
昨年の津和野町広報の件といい、今回の民生委員の方の反論(?)といい、関係者がなぜ遺族心情を理解をしてくださらないのか。
一部の表記を除いては、県や各自治体の公文書が『自殺』から『自死』へと変わり、もう4年以上が経つというのに。
こういう現状を、県や各自治体は把握しているのだろうか、いやいや状況を伝えるべきだろうか。
理解してもらえたかと思えばひっこみ、モグラたたきのようにくるくる変わる行政的縦割りにも思え、心身が疲弊する。
民生委員って、地域の弱者に寄り添ってくれる心優しい人達だと思ってきただけに、残念でなりませんでした。