しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

~全力疾走の11月~

2015年11月30日 | ご報告



11月は予定以上のものが入り、定例会などをこなすのも精いっぱいの一か月でした。

分かち合いの集いやJサロンは、みんなでカバーしながら11月を何とか無事にクリア出来ました。


11月21日(土)の、厚労省主催:過労死防止等推進シンポジウム島根会場は、「しまね分かち合いの会・虹」も協力団体としてコラボさせていただきました。
過労自死遺族と過労自死未遂家族、2名の方の当事者発表があり参加者の胸を強く響かせる発表内容でした。
遺族の会として、過労(パワハラ・長時間労働等)が原因と思われ相談機関に行っても、いい加減にあしらわれたりたらい回しをされ、結局泣き寝入りするしかなかった現実を話しました。
支援機関(過労死弁護団)との繋がりも出来、島根遺族支援サポーターの方も出現してくださったので、今後はもう誰も泣き寝入りをさせない黙ってはいない!!と士気を高めました。

前日の11月20(金)は、新大阪で内閣府主催:H27年度自殺対策官民連携協働ブロック会議があり参加させていただきました。
民間団体としてこの会議に参加したのは3回目ですが、今回何より嬉しかったのは行政の参加者の口から発しられる言葉も「自死」がずいぶん多くなった・・・、という事でした。
「人と組織の力をつなぐコーディネート力」の研修、グループワークを苦手に思って参加したのですが、各地域の皆さんと問題意識を本音で共有でき大変有意義なワークとなりました。

28日(土)は、松江市男女共同参画事業のイベントがあり、はじめてパネル展示と物品販売で参加しました。

今日30日(月)は、NHKの若いアナウンサーの方と人権問題について約3時間お話をしました。
12月に様々な人権問題をテーマに中国地方でラジオ放送されるそうで、「自死」に関する人権の打ち合わせも兼ねていました。
それが終わって、出雲市役所の人権教育担当の方と12月12日(土)の「自死」にまつわる社会問題の基礎講座時に配布する資料などの確認をしました。
この二つの取り組みは偶然なのかと思っていましたが、12月4日からの一週間を「人権週間」、10日を「人権デー」ということを初めて知り、12月中は集中的に取り組まれると聞き納得しました。

明日から師も走るという師走12月。心を亡くすという「忙」しいという字。
9年前の12月27日、死ぬほどの苦しみにもがいていたわが子の様子も気づけないほど、母親なのにいったい何に心を亡くしていたのでしょうか!!
今年もまたつらい12月に突入です。


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あなたは

大切な家族を 自死で突然失う衝撃 誰にも話せず胸がつぶれそうな日々 一人ではとてもかかえきれない想い このつどいでは 悲しみ苦しみ怒りなどを分かち合っています 涙しています 聴いています あなたのとなりには 同じおもいの自死遺族しかいません 安心して分かち合っています 新しいつながりが きっとあなたを待っています 一度いらしてみませんか (会場等に自死自殺の文字は使用していません安心してお越しください)