しまなみニュース順風

因島のミニコミ「しまなみNews 順風」は、しまなみ海道沿いの生活情報をリリースし、地域コミュニティー構築を目指します。

アサーティブについて考える

2006-09-28 10:14:45 | 生活雑感
アサーティブについては、さまざまな本が出ていますが、
なないろの研修で購入した
「もっと ことばに出そう!
自分の気持ち」(森田汐生著)
という本は、
アサーティブについて分かりやすい説明をしています。
この本では、
オロロ=ウルウル
ドッカン=プンプン
ネッチー=チクリン
と紹介されています。

アサーティブは、
人と人とのスムーズなコミュニケーションを
構築するための手段、技術です。
今や、公的機関や企業でもさかんに導入されつつあります。
特に、対人関係の中でも、直接人と人とが向き合う場合には、
相手の表情や癖、考え方の背景が理解しやすいので
きわめて有効な手段だと思います。
しかし、
相手の表情や癖、好みや考え方の背景などを読み取りにくい
インターネットの世界では、
自分のテリトリーにこもっているため
感情のコントロールが効かず、
自分だけのあからさまな感情のままに、
相手の気持ちを逆なでにする表現を
使ってしまう場面が多々あります。
したがって、
相手に自分の気持ちを伝えたい
という気持ちだけが空回りした状態で、
電子メール、ブログ、チャットなどの媒体を使った場合、
誤解や偏見を生む可能性が
高くなってしまうのではないでしょうか。

喜怒哀楽の感情を
文章として表現するための技術は、
時代と共に常に変化していきます。
しかし、その中で変わらないルールとは、
「お互い様」という
相手を思いやる気持ちに尽きると思います。
相手の人格を尊重し、
その気持ちを言葉にして、
自分の気持ちを率直に打ち明けられれば、
悲惨な殺人事件なども起きないはずです。
誠意を持って
粘り強く対話を重ねることが
豊かな人間関係、
ひいては、
豊かな社会を生み出していく秘訣だとは言えないでしょうか。

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