カセージンのひとりごと

『奥多摩大好き』改題(2017年にタイトルを変更)

日の出山(琴沢から)

2005年10月09日 | 奥多摩
 空模様がすっきりしないので近場でまだ歩いたことのない道、林道から歩いて山道はほんのわずかなので楽勝コース。と行ったけれど、これが思惑に反して最近まれに見る難路、なかなかに険しい道?というか道が無い、或いは道を失ったというべきか。
 どうやらあまり感心しないルートに入り込んでしまったようだが危険は無い、なかなかに楽しませてもらった。雨上がりの藪で全身びっしょり、足元泥んこ、帰りに楽しみにしていた(ケーキと紅茶のお店)に入れる状態ではなくなってしまった。

2005年10月8日
 「御嶽駅」に降り立つ、ここから出発。


 一旦「御岳山」とは反対の方角に行く、踏み切りを渡る。
 

 「慈恩寺」を見る、「高水三山」に行くにはこの境内に入り左側から登山道に取り付く。


 今回は「青謂通り」を上流方向に向かう、これが「旧青梅街道」。左手に駅のホームを見る。地元の人が『山に行くのなら方向が違うよ』と親切に声をかけてくれる。
 

 前方に重厚な茅葺の家屋を見る。これが「玉堂山房」、著名な日本画家「川井玉堂」の旧住処、ちなみに多摩川対岸に「玉堂美術館」がある。
 

 そこから再び線路を越えて「青梅街道」に出る。出たところは郵便局。
 

 わずかに進むと「御岳山」方面への分岐、ここを入る。
 

 下って「かみじばし(神路橋)」、これを渡る。
 

 渡り終えたら坂を上って「吉野街道」、これを横切り鳥居をくぐって「御岳山」の「ケーブル下」方面へ・・・。霧の間に御岳山頂が見え隠れ。
 

 「光仙橋」を過ぎ、「御岳祖霊社」なる小社を見る。
 

 やがて「琴沢橋」、手前から林道に入る。
 

 

 やがて林道は右に大きく曲っていくが鎖の架けてある古い道を真っ直ぐにたどる、わずかでこれも尽きて草叢に突入。
 

 始めは沢筋の道で刈払いがされているが尾根筋に取り付くとだんだん怪しげとなりついにまったく手付かずの藪になってしまう。
 どうやら間違ったルートに取り付いてしまったようだ、この記事を参考にされる方は正しいルートをお探しください。


 藪を我慢すればけっこう展望が有る。しかし雨上がりの濡れた藪で全身びっしょり、そのうち棘の有る木が増えてきてもう大変。
 



 やがて深い森になり藪はなくなったが道は相変わらずはっきりしない、わずかな踏み跡をたどるが獣道と区別が判然としない。そのうち垣根が現れ迂回を余儀なくされる。
 

 害獣駆除のトラップを見る、でっかい檻の構造である(注意:人も入ったら自力で開けるのは困難)。脇を登れば畑が見えほっとする。
 

 そして正規の登山道。
 

 



 そして「日の出山」頂上


 帰りは「つるつる温泉」の案内に従って「三ツ沢」方面に降り、「松尾」のバス停から汽車型のバスで「武蔵五日市」の駅に出る。

 完
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4 コメント

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Unknown (セブン)
2005-10-11 16:54:19
Shimadaさんもやってしまいましたか!

お疲れ様でした。

でも、これはこう言う「遊び」なんですよね。

深い山でもないし、登りで行き着く所がある程度判っていれば、「遊び」と思っても良いですよね?



罠はクマ用でしょうか? 猪?

 (管理人)
2005-10-11 17:19:28
セブンさん今日は、そうです!すこしてこずるくらいが楽しいですね。

内緒ですがこの日私の後にこの尾根に取り付いた人々!が居るのです、畑のところに出ると言っていたから同じコースを目指したと思われます、私が露払いだったりして、けっこうメジャーなルートかも???



トラップの檻は猪用だと思われます、餌には芋が置いて有りました、このあたりではクマ目撃情報は無いようです。

ご遠慮なく (山猫の店主)
2005-10-14 20:03:33
こちらの方へ来られていたんですね。



ご遠慮なさらずに気兼ねなくお立ち寄りください。雨の日や冬の霜柱、雪がある時期にびしょ濡れだったり、ドロドロなのは当たり前と思っておりますので。
泥どろ (管理人)
2005-10-14 22:47:12
やまねこさま

お気遣いありがとうございます

あまりにもひどい状態でバスの中でも座れなくて立っていました

電車の中で乾いてきたら靴の泥がぽろぽろ

一度降りて見知らぬ駅のホームの端で汚れ落しなど・・・

この次もう少しまともな格好でお邪魔します

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