カセージンのひとりごと

『奥多摩大好き』改題(2017年にタイトルを変更)

富士山

2009年09月05日 | その他の山域

「御殿場口」0340→”大石茶屋”0350→七合目0655→”赤岩八合館”0740→山頂0915→(お鉢巡り、反時計回り)→吉田口分岐0940→「剣ヶ峰」1015,1030→”浅間大社奥宮”富士宮口分岐1040,1055→御殿場口分岐1100→七合目1200→「宝永山」1220→(大砂走り)→「御殿場口」1310


 御殿場口駐車場に0200くらいに着く
 第一駐車場には数台の車が止まっている
 すでに歩き始める人々がいる

 車で仮眠を取っていたのだがいやにまぶしい、窓から月明かりに直射されていたのだ


 明るくなったら出発しようと思っていたのだが、眠気が覚めてしまった
 軽食を摂り歩き始める
 足元ははっきり見えないが周辺の様子は月明かりでおおよそ判る
 富士山のシルエットもはっきり見えている
 山小屋の明かりと登山者の懐中電灯であろう、いくつかの光点が確認できる

 後方には御殿場市街の街明かりがきれいだ、手前は自衛隊か米軍のキャンプであろう



 ハンディーライトで足元を照らしながら登山道を進む
 ”大石茶屋”を通過



 正面に月がまぶしい


 何処かで道を誤ったようだ
 傾斜がきつすぎると思っていたら、いつのまにかブル道を歩いている
 進路修正(汗)

 最近設置した標識はシーズン終了(8/30)と同時にすべて撤去保管されてしまったらしい
 古い標識は判読不能
 メジャーな登山道と同じようなつもりで地図を持ってこなかった、ネットで見た記憶だけが頼り
 霧にでも覆われてしまったら大変だ、とくに下りは分岐で悩むだろう
 シーズン中でも遭難した事例が有るから要注意

 月が山陰に沈むと・・・



 後方の東の空がタイミングよく白んでくる



 山中湖辺りだろうか?雲海がいい感じだ



 周辺の景色も徐々に見えてくる





 前方の山頂は手に取れるように近く見えているのだが、
 これからまだ何時間も要するのだ



 地平線からというわけには行かなかったが、日の出!



 そして山頂も明るくなった



 ようやく「宝永山」の高みを越えただろうか?



 やっと七合目
 山小屋はすべて今シーズンの営業を終了して閉鎖されている



 この辺りで3000mをかなり超えているはずだが、高度計は低目に示している
 奥多摩の2000m程度まではほぼ正しいが、この高さでは誤差が大きいようだ
 もちろんふもとで気圧修正はして来た



 ようやく”赤岩八号館”
 こちらは閉館のための荷造り真っ最中でスタッフが何人か働いている



 この辺りの標識も保管荷造りされてしまった



 後方はすばらしい眺めだが少し霞んでいる
 後方は伊豆半島、右手に駿河湾
 中央は「愛鷹連峰」、左下が「宝永山」



 積雪を見る、昨日降ったのであろう
 測候所は無人になったので初雪は記録されない、残念なことだ



 疲労と空気の希薄さで数歩進んではは呼吸を整えなくてはならない



 鳥居をくぐってようやく山頂



 火口にも積雪を見る



 腹ごしらえをしていると凍えてきた
 寒くてじっとしていられないので休憩もそこそこに『お鉢巡り』に出発
 人工物の上は積雪で滑る



 何処からともなく雲が湧いてきて思ったほど景色は見えない





 吉田口方面はにぎやか
 ジャージの若者たちの団体とすれちがう



 売店も一部開いているようだ





 火口に描かれた落書きは消されてしまった
 世界遺産登録を意識してのことであろうか?


 こちらは2006年撮影



 遠景中央は「甲府盆地」



 西側は「南アルプス」方面なのだが次々と雲が湧いてきてすっきりした画像が撮れない



 薄い空気のせいか「剣ヶ峰」までのわずかな登りが結構きつい



 「剣ヶ峰」から「本栖湖」、「北岳」方面を遠望



 下って「浅間神社」、富士宮口分岐



 『お鉢巡り』一周を終えた
 残り物を食って、下山開始
 下りはわずか3時間?



 下りとはいえ、ガレた登山道はそれほど早く進めるわけでもない



 七合目までは登山道と共用ルートだが、ここから下山(専用)道が分岐するはずだ
 導標がすべて撤去されてしまったからさっぱりわからない
 シーズン中ならば多くいる登山者の進路を観察すればよいのだが・・・
 数人が休憩しているが誰も先に行かない(涙)



 「宝永山」が見えている方向に進もう
 どうやら正解らしい
 何しろ古い標識は写真のようにまったく読めないのだ



 時間も充分有るから「宝永山」に寄ってみよう



 まだ撤去されていない「御殿場口」側の標識発見(笑)



 「宝永山」にも雲がかかってしまい何も見えない



 「御殿場口」の下山道に戻る



 「大砂走り」と呼ばれるコースだ
 足首まで砂に沈むのでスパッツなどでしっかり覆っておかないと靴に砂が入る
 滑走路のようなはるか彼方までまっすぐの砂礫を走り下る
 『トレイルランニングで鍛えた足?』が役に立つ(笑)



 草花が目に付くようになったら傾斜も緩むが、まだしばらく走り続ける



 営業している「大石茶屋」で『お帰り~』と声を掛けられ、
 一般観光客の姿を見ながらわずかに下れば鳥居をくぐって駐車場



  おしまい

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鶴寝山 | トップ | 槙寄山 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (リブル)
2009-09-06 17:19:17
昨日はいい天気でしたね。
シーズンオフは道標は撤去されるのですか。
目標がないからルートを探すのも難しいですね。
自分も9時頃までは雲一つない素晴らしい富士を見ていましたが、あそこを登っているとは思いもしませんでした。
返信する
導標 (管理人)
2009-09-06 18:46:23
リブルさん、こんにちわ
御殿場ルートに限りオフシーズンは片付けるようです
本年度新しい標識を作成したそうです、一冬置くとダメージがひどいらしいです、次のシーズンに役立つのは半減するみたい
したがってシーズンが終わったら早々と片付けることになったとか
ちょうど登る途中ですれ違った作業員に聞くことができました

もう初雪が降っています、ゆっくりもしていられないのでしょう
登りルート、下りルート、ブル道等迷っても何とかなるでしょう
地図が読めれば問題ありません

他のルートのことは知りません

そうですね、九時頃までは実に良い天気でした、その後少しずつ雲が発生してきて眺めに障害が多くなりました
返信する
猫の件 (セブン)
2009-09-08 17:57:03
火星人さん、猫に抗生物質使いますか?
私も面倒みている地域ネコが目の怪我をした時に与えましたが、良く効きました。
人間用ですが、1カプセルの中身を大人の猫なら1/4位を餌に混ぜてやれば食べます。
(何故か)沢山あるので、必要ならmoguさんに頼んで送ってもらいますので、お知らせ下さい。
猫風邪等も抗生物質で殆ど治ります。
当然、人間用でも処方箋無しに人間には使ってはいけないのですが。

尚、お心当たりが無い様でしたら、このコメントは削除下さい。
返信する
猫の件 (カセージン@管理人)
2009-09-08 18:19:00
ななさん、怪我猫にお気遣いくださいましてありがとうございます

あまりにも右目の傷口から大量に膿が流れ出て、危ないようだったら獣医に見せなくはと思っていました
しかし、野良の成獣ですからおとなしく捕まってはくれません
でも餌は食いに来るのでマタタビで元気づけたところ食が増え、最近では傷口も固まってきました
もう大丈夫だろうと思います(今もベランダからこちらを片目で見つめています)

必要になったらお願いします、消費期限?までそのまま保管くださいませ
返信する
初めまして (しんべい)
2009-09-08 21:11:14
ラしたムから来ました
 宜しくお願いします
返信する
初めまして (管理人)
2009-09-08 21:42:49
しんべいさん、こんばんわ

コメントの意味が理解できません
オジンにもわかる言葉でお願いします
返信する

その他の山域」カテゴリの最新記事