撮る人を 撮る人は

“剪定日和，剪定日和”

抜けるような青空は，久しぶりです。
午前中の仕事は
その青空に，「ツンツン突き出た」
金木犀の枝を，摘む事にしたんです。


金木犀は，縦に横にかなり大きくなっています。
何度も，脚立を移動し，また上り
電動トリマーで「ジャ，ジャ，ジャ，ジャ，ジャ」
刈り込みバサミで「チョキ，チョキ，チョキン」
老体には，結構堪える作業なんです。


“こう身体がこわばっては・・・
　　　　　　　　　　散歩　散歩　散歩で体ほぐし”

何とか「無事」に，「予定内」に，金木犀を摘み終えたんですが
一休みした午後になって，体のあちこちが「こわばって」
「マッサージ代わり」にと，散歩に出かけたんです。

“カモは　居るかな？”

久しぶりにカモでも撮ろうと，やって来たのは河口湖です。


“ん？　ん？　んーん？”

遠目に，目当てのカモは見えたんですが
カメラを構えた，「先客」が・・・


「先客」は，カモを追っかけ
あっちで「カチャ」こっちで「カシャ」で，１０分余り

“これって　「お許し」が・・・”
とは，思いながらも，カモに夢中
「カモを撮る人を 撮る人」に気が付かない，「先客」を
カモと一緒に，「カシャ」

“もしや”
慌てて後ろを振り向き，確認します。

「カモを撮る人を　撮る人を　撮る人」は

「いない　なぁ」
「サギ君」