やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

自分の「もの」とはいえ・・

2018-11-08 18:47:57 | 今日のやれこら
桜も紅葉 立冬の昨日



『チョキチョキ チョッキン』
お昼までは 残り僅かになった剪定仕事

そして

お日様が 山に隠れる 少し前

「確かこの辺りなんだけど 無いなぁ」

『もう4時間も 経ってますよ
        本当に 移植できるのかしら?』

「医者が 
- 探して持って来てもらえば たいていくっつきますよ -
そう言ったんだから・・・見つからなければ しょうがないけどなー」
    ・・・・・・
    ・・・・・・
『あっ! これじゃない?
      少し干からびてるけど 赤い筋が見えるし・・・・』

連れ合いが
庭で 探し出したのは・・・

4時間前まで
左手小指についていた 3mm×1cmの 我が「分身」


何故 「こんな事」に なったのか・・・

松剪定が一段落した お昼前

  お茶飲んで 手袋を外したのが 間違いのもと
  ついでにと
  ニオイミズキの伸びた枝を 『チョッキン』した時
  「痛ぁ!!大変 早く血止めを!!」
  枝と一緒に 小指の内側を・・・・・

  慌てて

  テープをグルグル 血止めして
  ひかない痛みに 何とか耐えて
 
  やっと迎えた 午後一の診察
  治療に出かけた 形成外科のお医者さんに   
 
  『このまま 皮膚の盛り上がりを待つより
   削いだ皮膚を移植する方が 早く綺麗に治りますよ
   一度 帰って探し 見つかれば 持って来て下さい』 



「先生 見つかりました 干からびてますけど 付きますか?」

『これから 水でふやかして その後 縫い合わせます』
『その前に この承諾書にサインしてください』



そして 縫い付け? 10分程で済んで

包帯に捲かれた小指を眺めながら 

“自分のものとはいえ・・・
時間も経って 半分干からびて 本当に付くんかなぁ?”