四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛春の薬膳!

2024年02月10日 19時00分55秒 | 薬膳
 ☆セロリのきんぴら風。ニンジン、こんにゃく、ちくわを入れてきんぴら風に。セロリは葉っぱも炒めこみます。これ、大好きなんです。きっと身体が欲するものだから美味しいと感じるんですね♪

☆薬膳
 こんばんは!!
そろそろ春の陽気が上がってくるかと思いますが外気温は上がったり下がったりです。三寒四温と言われて徐々に春本番に向かうのでしょうが身体は必死で合わせていかねばなりません。春の薬膳、毎年同じようなことを書いているのかもしれませんが今年も書きます!!
 特に春は六邪(風邪、湿邪、暑邪、火蛇、燥邪、寒邪)のうち風邪が押し寄せます。春というのは冬の貯蔵の状態、つまり冬ごもりや動物の冬眠状態から抜け出して陽気とともに人は活動的にもなるときです。風邪は鼻水や咳ということではなくて春の気風のことです。カゼを引くというのもその一つです。そんなふわふわした春の風邪に負けないためには春の臓腑の働きを知っておく必要があります。
 春は木気。五臓では肝。肝臓のことではなく肝系の作用を言います。気血を貯蔵し、気血を巡らすのが肝臓です。そして冬ごもりから脱すると溜め込んでいた毒素を解かさなくてはなりません。中医用語では蔵血、疏泄、解毒です。この作用をしっかりとできるように肝を立て直すのがこの時期です。もちろん冬の冬眠の時期に腎をしっかり保護しているのは前提です。それなくして次は成り立たないということで・・・(;^_^A

 春に起こしやすい肝の症状は3つ。
〇肝気鬱血・・・肝気が滞り、胸や脇が張ったり痛みを感じる。げっぷや胃酸過多。食欲不振で気分も鬱っぽくなるなど。
〇肝陽上亢・・陽気が増しますので気が逆上して頭や眼が熱くなります。イライラも!
〇肝血虚・・・肝血が不足して蔵血が不十分になります。筋肉の痙攣。気分も不安的になったり気分が優れません。

 どうすればよいのか・・・肝の気を補う。肝気を流す。血液を補う。のいずれかです。命理でいえばどうなるのかといいますと・・・
〇肝気の木が強い人は肝気を流す。また木剋土で脾が傷んでいれば消化の良いものを食べることも同時にしないと血液が補えませんから補血と健脾を同時にするべきでしょう。
〇木気が強くて洩らせず気分も交感神経優位であれば頭は噴火しそうですから少し冷やすような作用と肝気を流すのを同時にと考えます。
〇木気が足りなくて肝気が流れないケースは養肝の食材を入れます。同時に補血も!加えて肝の気を流す作用が必要でしょう。

したがって・・・
〇肝気を補う養肝は鶏レバー、豚レバー、シシャモ、ウナギ、シイタケ
         スモモ、イチゴ、桑の実、フェンネル、ローヤルゼリーなど
〇肝気を流す理気は赤ワイン、フェンネル、柑橘系何でも良い、八角、
         カジキマグロ、シソ、玉ねぎ、ジャスミン
〇肝気を整える平肝はセロリ、トマト、ピーマン、クレソン、金針菜、セリ
         アナゴ、クラゲ
〇蔵血つまり補血はマグロ、ブリ、鶏肉、鮭、サバ、カツオ、鶏卵、イワシ、
アサリ
         黒ゴマ、キクラゲ、ニンジン、ホウレンソウ、ヒジキ、
         キノコ類、金針菜
これらをご自分の八字と体調で判断してはと思います。
私自身の八字と実際の体調を考慮しますと・・・八字は木弱で土強。今の大運は木旺運ですから木気は補完されますので肝気を流すことと脾胃を労わって健脾と補血が良いと思っています。先日、早速にセロリの大束を買ってきました。また他にパンやヨーグルトに柑橘系のジャム(ネーブルや柚子で作った)を使っていますがゲップが出たりすると柑橘系のゲップでかなり爽快です。汚い話ですけど(笑)。
冬にぶり大根をとブログに書いたことがありますが今なら、薄塩で焼いて玉ねぎのスライスとショウガの千切りをかけてポン酢。これでも補血、肝気を流すはできると思います。ただ玉ねぎの時期じゃないので大根すりをそえるだけでもかなり役目は果たせるかと思います。大根は肝気鬱血で胃逆などゲップの人には胃気を下げて食積も抑えてくれるでしょう。
というふうにいろいろと考えられます♪ 肝気をしっかりさせておくと春はメンタルもふらふらしますから肝も据わりますし、解毒もできていくでしょう。
ただ解毒というとやはりもう少ししたら春の山菜が有効です。苦味の山菜は解毒に抜群なので春には好まれるようですね。ふきのとう、たけのこ、ウドなど待ち遠しいです♪

最新の画像もっと見る