学習塾 志気進研

新座市北野3-3-29 048-471-3728 https://shikishinken.amebaownd.com/

<出した宿題の行方>

2007年04月04日 | 言わせてちょ~だい!
小学生には毎回だが、中学生にも必要に応じて宿題を出している。

多くの内容としては、習ったことに対する反復練習や暗記物である。

それらの内容は、塾でも当然やるのだが、

それ以上に取り組んで忘れるのを防ぎ、更に定着してほしい気持ちと

家庭で勉強する癖をつけてほしいという目的で宿題を出している。


ただこの宿題、出すのはいいのだが、

必ずやってくる生徒と全くやらない生徒にはっきりと分かれるのだ。


やってくる塾生は、それが当たり前という気持ちで

きちんとノートやテキスト、プリントがきちんと字で埋まっている。

「宿題は?」と聞くと、

「全部やってきました~!」という気持ちの良い答えが返ってくる。


一方でやってこない塾生は、課題のものが真っ白・・・

穴だらけ・・・中にはプリント等を無くしたり・・・

最悪の事態は宿題の存在自体が消されている場合もある・・・

このような子は、やらなくてはいけない!という意識が薄いのか、

それとも人の話を聞くことが出来ていないかだ。

当然学校の課題も未提出なのだろう。


しかし、「やらなくてはならないこと」をやらないというのは、

その子が悪いのではなく、それを許してきた周りの大人に問題があるのだ。


これは幼いときから始まっている。

生活の中には、細かくありとあらゆる

「やらなくてはならないこと」が存在している。

それらを初めは、しつけとして教え、

出来なければ叱ることを繰り返す。

そうして、「やらなくてはならないこと」を子どもは理解していく。

それでも出来なければ、何らかの制裁を与えることも必要だろう。

「やらなくてはならないこと」をきちんとやるようにさせるには

しつけの段階から考えていかなければならない。

出来るようになるまで、妥協をしてはいけない。


今の段階で、宿題をやってこない子というのは、

その子の過去において、

どこかにやらなくてもいい環境があったからだろう。

「やらなくてもOK」と思わせる環境が・・・。


志気進研としても僕としても、

大切な塾生をそんな子にはさせたくはない。

将来、大人になれば自分で気付くだろうが、それでは遅いだろう。

考えを改めさせ、早く気付いてもらわねば。


何度叱っても宿題をやって子には、何らかの制裁を与えていかねば。

その子が「これはマズイ!」と感じるような・・・。

これは、学力以前に大切なことだな。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <毎日、塾でも当たり前> | トップ | <春期講習での様子> »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿