バボ、式根島に渡る

海のある景色が好きで、時間を見つけては島へ行く。最近は原付バイクにテントを載せ、式根島や神津島に行き島旅を楽しんでいる。

アンジィとヒロ その3

2011年05月31日 | 島旅


 地鉈温泉を見下ろせる丘にも行ったようだ。
 私バボのように、1年に20日あまり式根島に渡っているものからすれば、残念ながら、式根島の風景画1枚でしかないが、初めてここを訪れたものには、とてつもなく大変なところに来てしまったというような気持ちになるだろう。
 山と山の切れ目の先にあるという温泉を信じて、この崖を降りていくのだ。ヒロはさすがに不安になって、持参した望遠鏡でその谷間を見つめていたという。

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 ◆バボの海<http://www.geocities.jp/babonoumi/index.html>


アンジィとヒロ その2

2011年05月30日 | 島旅


 テントを組み立てた後、アンジィとヒロは自転車を借りて地鉈温泉の方へ向かったそうだ。
 そこで遭遇したのは、この写真だ。ガイドブックに載っているのであまりにも有名だが、「湯加減の穴」である。
 皆さんは、この湯加減の穴で、温泉の温度がわかるのでしょうか? というのは、私は、いつ、何回やってもわからないからである。
 どの程度腕を入れたらよいかもわからない。先日などは、腕を入れたとき、トカゲが出てきて驚いた。

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アンジィとヒロ その1

2011年05月29日 | 島旅

 テントに戻ってきて、アンジィとヒロのことを思い出した。彼ら2人は、今回の式根島が、島旅キャンプのデビューだったからだ。
 そう言えばどうしているんだろう?

 姿はない。私の隣に、私がプレゼントした使い古しの2人用のテントを張ってあるが、まだ戻っていないようだ。ここで待っていても蚊の餌食になるだけなので、虫除けスプレーをしてから、夕食の準備に取りかかった。相変わらず、パスタだ。とりあえず、式根島に来ると食べたくなるカルボナーラ。

 食べ終わって、食器類を洗っているとき、2人は帰ってきた。そして、彼ら2人の活動を、つぶさに聞いたのである。
 
 まず彼らは、自転車を借りに行ったらしい。キャンプ場の近くではなく、小学校の近くまで歩いていったらしい。おそらく、何かの情報を手に入れていたのだろう。私はバイクで行動すると思っていたらしい。自転車という武器、いや道具を手にした若者2人は、文字通り式根島探検に走った。
 
 しばらく、アンジィから入手した画像を元に、私バボではない行動記録を再現していこうと思う。
 最初の写真は、ジェット船「愛」で、式根島に到着した週間である。

テントサイトに到着

2011年05月28日 | 島旅


 ひたすら、村落の中ではないところを歩き続け、ようやく自分のテントに着いた。
 見覚えのあるテントと、その周辺の荷物を見たら、ほっとした。

 こうして歩きながらテント生活をするのは、自分の描く島旅のスタイルとは違うような気がした。バイクにまたがり、潮の香りを含んだ風と一体化しながら進むことが、自分の島旅だ。

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もう1つ可憐な花

2011年05月27日 | 島旅


 道を歩いていて、目にとまった花だ。名前はわからない。真ん中が黄色い、小さな白い花のかたまりが、たくさんひしめき合っている花である。
 式根島に来てこの花を見つけると、夏だなと言うことを意識する花だ。
 2枚ほど写真を撮ったが、暗くなる前に、大浦につかなければ。
 シャワーを浴び、夕食の準備にかからなければ・・・

 驚いたことに、本日も300名を超える訪問者があった。驚くとともに、感謝しております。

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日陰で見つけた植物

2011年05月26日 | 島旅
 温泉から村に向かう登り坂は、夏でも日陰ができている。左側に神社を抱き、植物が生い茂っている、神秘的なところだ。

 その道を歩きながら、壁伝いに目を向けていたら、地層みたいな所に、いくつも植物が生い茂っていた。それもシダのような隠花植物ではなく、ヒサカキのような厚手の葉を持つ植物であった。

 毎年式根島に来ているが、何年ぶりだろう、ここを見たのは・・・

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式根島の道をキャンプ場へ戻る

2011年05月25日 | 島旅
 キャンプ場へ向かって、道を進んだ。

 釜の下海岸の端に2又に分かれているところを見つけた。
 右側は釜の下キャンプ場への道、そして左は坂を登って井戸に出る道。

 大きな松の木が印象的だった。
 
 こうして歩いていると、バイクは本当に速いんだなと思った。
 そして楽だ。

 しかし、久しぶりに式根島の道を、ゆったりゆったり、キョロキョロしながら歩いた。

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石白海岸を形成する大きな岩

2011年05月24日 | 島旅


 この大きな岩には、上陸したことがあっても登ったことがない。
 遠くからではわかりにくいが、予想外にかなり崖が急で、しかも崩れやすい岩盤だ。
 上の方はまだ緑がたくさんあるので、地盤はそれほど弱くないのかもしれないが、登るという勇気は湧いてこない。

 この大きな岩のおかげで、石白海岸があるのだ。もしこの岩がなくなれば、石白海岸には沖からたくさんの波が押し寄せ、今のようにゆったりと海水浴ができないだろう。

 そんなことを考えながら、キャンプ場への道を進めた。

連日、200以上の方々が訪れて下さり、本当にありがたいです。

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釜の下海岸を横目に見ながら

2011年05月23日 | 島旅


 水面は穏やかである。
 そこへ、沖の方から、一直線の波が押し寄せてきた。
 海底の深さが一定のためか、ほとんど同じ高さの波が、ゆっくりと流れてきているような感じだ。

 この釜の下海岸は、海の深さも浅く、岩がごろごろしているので、水泳には向かない。しかも、その岩にはたくさんのガンカゼと呼ばれる毒ウニがたくさん密集している。

 ゴーグルを付けて、一度でもこの辺りの海に顔をつけたら、もう2度と潜りたくなくなる。

 一度も足を止めることなく、ゆっくりと足を引きずるように道を歩いて行った。

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釜の下湾沿いをトボトボ

2011年05月22日 | 島旅


 いつもはバイクで、さっと一息に通過するが、夕暮れせまった釜下湾沿いを、サンダルを突っかけてトボトボ歩くのって、いいなと思った。
 ゆっくり歩く姿が、この道には似合うなと思った。

 先端の方に見えるやや大きな島は、石白海岸のシンボルである丸山(勝手にバボが名付けてそう呼んでいるだけだが・・・)。その辺りが赤くそまって、その手前の釜の下海岸は影がスーッと伸びている。

 不思議に、ここを走りながら村の方へ向かう人を見たことがない。ゆったりした歩調で、しかも重い足取りではない足の進め方で、島の旅人達は寝床へ向かっていくのである。

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与謝野晶子の歌碑

2011年05月21日 | 島旅


 式根島は美しい島だ。
 あの有名な与謝野晶子も、この島を訪れたようで歌を残している。

 そう言えば、10年ぐらい前、もっと多くの人が式根島にやってきた頃、ここでたくさんの写真を撮影している姿を見た。

 しかし、最近は、この歌碑の近くで写真を撮っている姿をほとんど見たことがない。それどころか、この歌碑の存在さえ知らない人も多くなったのではないかと思う。

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うれしい便り

2011年05月20日 | 島旅
 仕事から帰ってきたら、1枚の絵はがきが舞い込んでいた。
 差出人はと言うと、式根島で出会った「伝説のキャンパーKさん」だった。

 今年のGWに式根島でキャンプしていたとき、静岡から初めて式根島にキャンプに来た人が、Kさんを見つけて、「Kさんですか」と聞いてきたらしい。

 私は体調を崩して、残念ながら式根島に渡れなかったが、Kさん達が楽しそうにキャンプをしていた様子が浮かび、とてもうれしかった。

 あああ、行きたかったなあ。

 Kさん、絵はがきありがとうございました。

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削り取られた岩岩

2011年05月19日 | 島旅


 式根島港の周辺の風景だ。
 ちょうど真ん中からスライスされたような切り口が見える岩が、いくつも並んでいる。
 聞くところによると、その昔、式根島港をもっと大きくするために、以前よりも沖合に桟橋を造る必要があった。そのため今まで海に浮かんでいた、松の木が生い茂った岩山を、いくつも削って道路でつなげたという。
 今でさえこれだけうつくしいので、その頃はもっと素晴らしい光景が並んでいただろう。ちょうど、三陸の松島のようなものだったかもしれない。

 その頃の様子、面影はまだ残っている。

 本日も、300には届かなかったが、250を超える方の訪問があり、感謝感謝です。

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夏のテングサ

2011年05月18日 | 島旅


 GWの頃はたくさん見られたテングサだが、夏真っ最中の8月の今、まだテングサ干しが行われていた。
 テングサを積み込んでいる軽トラックの周辺だけが、なぜか観光地とはかけ離れた雰囲気がした。

 キャンプをしていると、こんな島らしい人の姿が、なぜか心温まる。

最近は、200名を超える訪問者にはあまり驚かなくなったが、昨日1日で300名以上の訪問者があった。ありがとうございます。

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帰り道灯台が見えた

2011年05月17日 | 島旅


 雅の湯に来ると、かなり多くの知り合いの方に出会う。すごいときは、温泉からあがろうとして、次から次へと知り合いの方が現れ、1時間以上温泉から上がる時間が遅くなる。
 今日もそんな日であった。
 旅先で知り合いと出会う喜びは、島旅を楽しむ私には、とても大きなものだ。

 温泉からあがったのは、すでに午後6時を過ぎていた。民宿に泊まっている連中は、すでに温泉を後にしている。
 今日はバイクを乗ってきていないことに改めて思い出させられた。

 船着き場を歩いていると、大きな岩の隙間から式根島灯台が見えた。なかなかいい光景だと思った。

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