祀龜洞雑録 blog

立川市(NINJAL)散策

 長女の夏休み初日。国立国語研究所の子ども向けプログラム『ニホンゴ探検2013 ~1日研究員になろう!~』に父娘ふたりで参加してみることにしました。何といっても参加費無料だし!―

 
 ▲多摩モノレール

 いちど乗ってみたかった多摩モノレールを1駅区間(立川北→高松)利用。さらにそこから徒歩数分で、わが国の母語「日本語」を国際的視野で研究している国立国語研究所に到着。とても美しい、おしゃれな建物でした。

 
 ▲国立国語研究所

 まずは受付で「1日研究員」の研究員証を作り、そののちに構内へ。1階では『にほんご☆スタンプラリークイズ』や立川市歴史民俗資料館による『れきみんワークショップ』など、2階では『辞書引きコーナー』や『にほんごかかりうけゲーム』などの企画が用意されていて、たくさんの親子連れが楽しみながら「日本語」に親しんでいました。

 
 ▲構内の様子

 午後からはミニ講義が2コマ。日常生活でよく見ることができる日本語のちょっとした表記の「ゆれ」を集めた丸山岳彦准教授 の『ことばはゆれる』 や…

 
 ▲ミニ講義『ことばはゆれる』より

 ことばの組合せや順番によっては2つ(あるいはそれ以上の)意味にもとれてしまう文章を、やさしく解説してくださった野田尚史教授の『ことばのパズル』…

 
 ▲ミニ講義『ことばのパズル』より

 …ついつい受験感覚で、それって正しいの?それとも誤りなの?どっちなのよ!?と考えてしまいがちですが、「ことば」である以上、必ず「揺らぎ」は存在するんですよね(それは決して日本語だけのことじゃありません)。楽しかったなぁ。

 
 ▲にほんごかかりうけゲーム

 そうそう。

 『にほんごかかりうけゲーム』はPCを使ったテレビゲームのような仕鰍ッになっていたのですが(「かかりうけ」とは、例えば主語や目的語は述語に「かかって」いて、逆に見れば述語は主語や目的語を「うけて」いるということ)、これがなかなか難しくて、わたしはついつい考え込んでしまって先に進まないのですが、コツを呑み込んだ娘はサクサクと正答してゆき、ついには景品までゲット!

 “ああ、もうすでに頭の軟らかさで娘に負けているんだなぁ”と寂寥感にうちひしがれる父でありました...orz.

 ☆立川市(国立国語研究所)散策(平成25年7月20日)
  小岩 →[JR]→ 立川 ~[徒歩]~ 立川北 →
  [多摩モノレール]→ 高松 ~ 国立国語研究所 ~ 
  高松 → 立川北 ~ 立川 → 小岩
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