猫語の教科書に学ぶ


 「怒りの葡萄」を読み終り、次に読む本が無いのでリアル書店へ行ってみた。
(ネット書店に対して、こう呼ばれるのだそう。まあ、リアルが先にあった訳ですが。)
海外作家コーナーを見てみると、第一候補のスタンダール「赤と黒」は残念ながら無かった。
第二候補グループのメルヴィル「白鯨」が上・下巻揃っていたが、購入するかはひとまず躊躇する。
ブックオフで同じものがあれば値段的にはいいのだが、続きものだと全巻揃っている可能性は低い。
「葡萄」もとことん悲惨な話だったが、この「白鯨」も堅く重そうだ。
佐井好子ばかり聴いていては、だいじょうぶ?と心配になるのと同じように、時には気分転換が必要なのも確か。
ふと、棚の端のほうに「猫語の教科書」という背表紙が目についた。
手に取ってパラパラめくってみると、これは、ほどよい脱力加減かも。
結局、想定していた予算はオーバーしたが、「白鯨」と「猫語」を買って帰って来た。
お目当てのものが必ずしもみつからないのもリアルなら、思いもしなかったものをみつけてしまうのもリアルならでは。
 「猫語の教科書」」は猫による猫の為の処世術。
もちろん、ポール・ギャリコ氏の手により、ちゃんと人間語に翻訳されているので猫語が苦手な人でも心配無用。
第一章から「人間の家をのっとる方法」とは物騒な。
猫は飼われているのではなく、意のままに使われているのは、むしろ人間の方だとの類の話は他でも聞いた事がある。
「白鯨」は悩んだのに、こんな余計な本をあっさり買ってしまうとは、早くも猫族の策略にまんまと嵌ってしまったのかも知れない。
亀語の教科書があれば、もちろん読んでみたいな。


お気楽日記ランキング

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 石笛を探して 子猫に車をの... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。