建築士会名古屋西支部ブログ

(公社)愛知建築士会名古屋西支部からのお知らせと活動報告

改正建築基準法についてその2

2007年05月26日 | Weblog
江口です。
構造に関しての今のところの情報です。
1.改正後の計算プログラムの扱いは非認定プログラムが主流になり、認定プログラムはほとんど使われなくなる。これは現在認定されているプログラムは非認定に移行するということで、新たに開発される認定プログラムはその適用範囲が非常に狭く、実質あまり使用されないだろうという予想です。
 従って適合性判定料は高い方になります。
2.民間の審査機関は現在事実上STOPしているようです。ただ愛知県は受付を
してくれますが、やっかいなのは、改正基準法に従った計算を求められることです。まだ構造細則が決まっていないのに難しい話です。
3.とりあえず、改正基準法にのっとった非認定プログラムは、SS2は7月中という発表がありました。
4.しばらく構造の仕事はお休みしようかな。
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改正建築基準法について

2007年05月18日 | Weblog
 江口です。
 6月20日から基準法が改正されます。今回の改正は建築確認、検査の厳格化につきると思いますが、一番のポイントは構造計算適合性判定です。どんな建物が適合性判定にまわるかといいますと、今までの計算ルートでS造もRC造もルート1以外のものは全てということになりそうです(まだはっきりとは分かっていませんが)。ということは構造計算のいるもの(平屋かつ200m2以下以外)はその95%程度は全て対象になるということです。
 合わせて、申請手数料が適合性判定だけで、最低でも16万余分にいるようです。あと、申請期間は70日+α、これくらいが大きな変化です。
 注意しなければならないのは、申請図書の差し替え訂正が原則ダメといっていますので、細心の注意を払って確認図書を作成しないと、とんでもないことになりそうです。ほんとにこんなにきびしく現実的にやれるのでしょうか。
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能登半島地震速報会へ参加しました

2007年05月09日 | Weblog
岡島です。 こんにちは

昨日、日本建築学会東海支部の「能登半島地震速報会」へ参加しました。

地震の直後から数日後に、この地域の各大学の調査チームが現地に入り、それぞれの分野、担当地域から得られた、データを速報という形で報告がなされました。

今回の地震は、震源が内陸に近いところであったにも関わらず、阪神や中越のような甚大な被害(特に人的には)にならなかったのが、特徴として挙げられます。

そうした理由も地盤の解析や、活断層の分布などから説明がなされ、理解が深まった。今回は以前からわかっていた海の活断層が動いたことと、その断層とは方向の違う陸地の活断層は動かなかったことで、あのくらいで被害が収まったのだということでした。

それでも地域によっては、建物の被害はかなりの数に上った(全壊が35%の地域も!)が、大半がかなり建築年数の経過した古い家屋だったということである。
そして、これまでの地震でも指摘されてきたことですが、古い建物を中心に土で伏せられた瓦、いわゆるトップヘビーの状態の建物が多かったとのことです。

また人的な被害が少なかったことの一つとして紹介されたのが、この地域の特徴である中廊下式の間取りであった。各部屋の間を貫く廊下があることで、それが避難路として役立ったとの分析もされていました。
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