ようやく、自然と旅と酒を愛した歌人、
マンガ若山牧水が、もうすぐ完成します。
約、7カ月の大作です。取材には牧水さんの生まれ故郷
宮崎県の日向市、坪谷の牧水さんの生家に行ってきました。やはり、写真で見るのと
実際、現場に行って同じ空気を体感するのとでは全然違うよね。
牧水さんの終生の地、静岡県、沼津にも行ってきました。牧水さんが
沼津を選んだのも、宮崎県と同じょうな温暖な気候と交通の便の良さ
歌人牧水とすれば、この場所、に住むのは自明の理で何の疑いもない。
沼津の駿河湾越しの富士山、と言いたい所だが、この写真は沼津に行く途中の富士山です。沼津では富士山がもやっていて良く見えなかったので、これでかんにんを。
まさに沼津は温暖な気候風土に恵まれた
景勝の地。僕が取材に行ったこの日も、晴天で駿河湾からの海風を受けて
凧揚げしている家族がいた。凧にも色々な種類があるのにびっくり、これはその一部。
千本松原も有名だが、この松原、静岡県による千本松原の一部伐採計画が
持ち上がった時に猛烈に反対したのが、若山牧水さんだ。
生涯にわたり牧水さんはこの沼津を愛した。牧水邸も見てきたのだが
跡地には、小さな看板と牧水旧居と書いてある石ころがポッンと一個。
ちょつと寂しい思いをしたが、牧水さんは人々のそれぞれの思いの中で
未来永劫生き続けていくんだろうなと思いつつ沼津を後にした。
もちろん沼津名物、その日のうちに伝統の製法で天日干しした魚も
お土産として買って帰りました。こういう網の上で干して作っているんだね。
炙った干物にわが郷土、延岡のお酒
千徳で一杯じゃが。