プンタレッラ・イタリアへの旅

 abu71_nominさんのコメントにもありましたが

プンタレッラはかなりマイナーな

お野菜のようです。

プンタレッラは宮城県と姉妹都市ローマの冬野菜であり

宮城県ではみやぎのブランド野菜として

プンタレッラを広めようと頑張っておりますが

一般の生活者がスーパーや八百屋などで目にすることは

ほとんどないのではないかと思います。

なぜって、生産されたプンタレッラのほとんどが

ホテルやレストランに納品されてしまうと言うことなんですね。

 

又、生産者のしんこさんのお話しでは

プンタレッラは大変個性の強い野菜で

味も、葉っぱの形も様々

株の大きさも、収穫できる時期も

ひとつひとつ違うと言うことなんです。

 

と言うことは・・・・・これからプンタレッラには

いろんな性質の野菜に変わっていく

可能性が無限大にあるということで

大きな株の品種にも、

又今人気のミニ野菜にも、

野菜が少なくなる端境期に収穫を合わせるなんていうことも

できるということではないかと思います。

プンタレッラは言うなれば

「これからの人生、右にも左にも斜めにもまっすぐにも

いろんな道が前に広がっている

まるで『少年よ大志を抱け』世界なのかな」・・

と、わたくし勝手に思っております。

 

 

 

 

 

前回紹介したプンタレッラです。

白っぽいところが茎、緑色のところが葉っぱです。

葉っぱの部分、形はぎざぎざで水菜に似てますね。

この葉っぱはちょっと苦みが強いので、普通は頂かないそうですが

炒め物にしていただけばシャキシャキ感とほろ苦さをを楽しむことができます。

サラダには

ちょっとほろ苦い

白い茎の部分をシャキシャキと頂きます。

白っぽい茎の先っぽの部分を見て下さい。

今の時期山で収穫できる

タラの芽のようにころっとして

いかにも「早く食べて～～　」と言っているよう。

 

 

 

 一株に茎は1本だけでなく

何本にも林立していております。

いっぽんずつ一本外してみたのが

上の画像です。

1本ずつ外していくと現れてくる先っぽの新芽　

まるでタラの芽か

アスパラガスの穂先にも似ているのですが

それが旨味と栄養の塊という感じで

そのまま味噌をつけてポリポリ食べたくなるほどです。

 

 

 

 

 

茎の部分です。

下から見ると、なんと空洞～～なんですね。

まるで日本原産のフキや、空心菜（アサガオナ）のよう。

この茎の部分を細く切ってアンチョビソースで頂くのが

イタリアでは一般的な食べ方のようですが・・・

 

料理に対して柔軟な考え方を持っている日本人は

天ぷらやフライ、パスタや炒め物、ピクルスなど

「煮ても焼いてもどうにでも喰ってくれ～～」と

生サラダだけでなく

色々とお色直しをして頂いているようです。

 

 

 

と言うことで、先日はこの茎の部分をぼつぼつと切って

天ぷらで頂きましたが、ちくわも一緒に揚げたら

ほとんど同じ太さだったため

どちらがちくわ？で、どちらがプンタレッラか？

外見だけではあまり分からない事態になってしまいました。

 

写真はないの～～？と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが

天ぷらを揚げた時の脱力感をわかっているあなたなら

わかるかと思いますが・・・

写真を撮る元気さえ失ってしまっていたようです。

 

 

 我が家の庭から収穫したナバナのベビーリーフと

プンタレッラのサラダです。

ドレッシングは新タマネギのすりおろしと、梅干しを細かくして

みりんと醤油で作った、和風ドレッシング。

さっぱりだけどタマネギのぴりっとした味が野菜に絡まって

思った以上に美味しいサラダでした！！

 

「プンタレッラ入りカボチャスープ」

ひすじみさんの所から絞りたての牛乳を頂いたので

残っていた牛乳を早めに処理してしまおうと

カボチャと牛乳、タマネギ、シメジと片栗粉で

簡単カボチャスープをつくって

薬味代わりにプンタレッラを入れて見ました。

でも、カボチャスープには

プンタレッラ、ちょっと苦みが強すぎたかな　

 

 

 

 

「 空中遊泳している焼き鳥」　　　

この焼き鳥は・・・

ネギマではなくって、「プンマ」

間に挟んでいるのが

ネギでなくってプンタレッラなんです。

 

 

 

 

こちらは 砂肝とプンタレッラの焼き鳥です。

食べかけの写真ですが、プンタレッラと

鶏肉や砂肝の取り合わせは美味しかったです。

 

 

 焼き肉がでたら・・・

甘くて美味しいずんだ団子ですよね～～

お口を開けて

はいど～～ぞ　

 

 

焼き肉とお団子がでたら。。。。

そこから連想するのは「お花見」

たぶん次回は・・・

 

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これも又お楽しみになさって下さいね。

 

 

 

 

では、最後に、恒例のお弁当

 

　　　　「お花畑弁当」です　　

　　　　　　　　　　　
                                      　　　

中央の4枚のお花はルッコラのお花で　　　

食べることのできる「エディプルフラワー」

ルッコラの葉っぱも花もぴりっとした味ですが　　　　　　

これがまたサラダに入れるととってもいいアクセントにもなります。

左は、「ヤーコンとお豆腐のハンバーグ」　　

上中央には「赤ウインナーとピーマンとチーズの串焼き」。

普通のお弁当なんですが

お花見の翌日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

春らしさをお弁当に表したくって

パセリとルッコラの花でお花畑弁当　　

無理矢理作っちゃいました。