剛健典雅

でありたい(弓について)
と思いつつの雑記あるいはたわごと

ビクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」

2007-05-29 08:08:33 | 見聞きあるいは読んだもの
今日は最初の授業の準備が不安で家を5時30分に出た。

その分、電車の中で寝るつもりだったのだけれど、つい残りわずかになった「レ・ミゼラブル」を読み始め、読みきってしまった。

子供の頃に読んだ「ああ無情」については、ミリエル司教、ジャン・ヴァルジャン、コゼット、テナルディエ、ジャヴェルあたりしか覚えていない。話の筋も、ミリエル司教に燭台をもらった話くらいしか覚えていない。マリユスの存在すら覚えていなかった。
ということで、初めて読んだに等しかった。

感想、あるいは読後の感動を言葉で表現するのは難しいけれど、ジャン・ヴァルジャンの生き方はすごい。本当にこのように生きられる人は少ないと思うが、少しでも近づきたいとは思う。

おそらく子供の頃に読んだ「ああ無情」とはかなり別のものと考えて良いのだろう。
あらためて読んでよかったと思える作品であった。

私がこれまでに読んだあまり多くはない長編小説の中で、若い人(女子大生)に読んで欲しいと思うのは、
   レフ・トルストイの「戦争と平和」、
   ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」、
   ロマン・ロランの「魅せられたる魂」、
といったところかな。

他に、
   マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」、
   アレクサンドル・デュマの「モンテクリスト伯」
なども捨てがたい。

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