戦う代表取締役

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とじき塾

2006年03月25日 | 仕事
24日(金)福岡まで行って来ました。

とじき塾http://www.sien.co.jp/index.htmlと言う「企業体質・収益体質」を変えるにはどうしたらいいのかと言ったセミナーで㈱経営改善支援センターが主催してる「とじき塾」に参加してきました。

どう言うお話かと言うと、いたってシンプル・・・我々建設業の置かれている状況の認識→5S→限界利益→人材(財)育成していかないと企業の究極の目的である「存続・発展」=「生活(家族・子供・親)」は達成できないと言ったもの。

我々の置かれている状況は極めてよくないと言うことは大いに認識している。だからと言うか当然のこととして新しい試みを、しかし、原点(大工)に戻って、行っている。特に面白かったのは5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の実践の徹底だ。実践して成功している会社の社員全員の机の上にはパソコン以外は何もない、まるで倒産した会社のような整然さ。倉庫、車両においてもしかり。そこまで整理整頓し清潔に清掃し社員の挨拶をはじめとする躾を徹底する。

学ぶべきところはまだある。「限界利益」の確定とそれに向かって1円1円の積み上げ心を社員に徹底させていることだ。なるほど「限界利益」がわかれば明確な目標を立てやすい。早速我社も「固定費」と「変動費」の仕分け作業をしようと思う。現状は大まかに「固定費」を基本とした目標設定でこれではシビアに物事を考えにくい。

こういったことが人材(財)育成につながり、「企業は存続・発展」=「生活が保障され豊かさを目指していける」。

さて、私の会社に目を向けてみると「認識」はほとんどの社員がしている、と思う。
「5S」はどうだろう・・・整理整頓、セミナー紹介の企業のような整理整頓は恥ずかしながらされていない。清掃・・・、朝の掃除をしている社員としていない社員がいるのは本当に情けない、恥ずかしいことだ。「自分は掃除はせんでよい」と思っている社員がいる。掃除をせっせとしている社員を見てどうも思わないのだろうか・・・。躾・・・、何か暗いことがあったのか知らないが元気のない挨拶も多々ある。

「やることは一杯あるなー」、そう思った一日だった。