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「第46回IDB総会に出席して」

2005年04月26日 | 「美ら島沖縄大使」便り

 10日、皇太子臨席のIDB(米州開発銀行)総会開会式に、南米に縁多いWUBの仲間と共に出席した。

 IDBは、中南米・カリブ海諸国の経済・社会発展に貢献することを目的として設立された金融機関。(詳細は こちら
 それがなぜ沖縄。

 中南米域内28カ国以外に欧州域外19カ国、アジアでは日本と韓国の2カ国。
 サミットに次ぐ“コンベンション・アイランド沖縄”の宣伝もさることながら、キューバ未加入であることからも、米国の政策に協調する日本政府の意向を受けたものだろう。
 あるいは国連常任理事国入りへの多数派工作の遠謀があるのか。

 過年、ボリビアを訪ねた際、マジョリティ先住民と支配層白人マイノリティの対比に強い違和感を覚えたが、今回図らずもこれら中南米最貧国とも言えるボリビア、ホンジュラス、コロンビア3大統領のスピーチに直に接した。
 麻薬、誘拐、貧困、テロと、我国ではおよそ想像も出来ない課題と先進国の支援について、3者いずれ劣らぬ迫力ある訴えに、統治者の強い意欲を感じた。
 まさにIDBはこれら中南米諸国のためにあるのを感じた。

 首里城で行われた歓迎晩餐会にタキシード用意していたが、体調不調からキャンセル帰京。後で新聞見たら知事等要人は「かりゆし」ウエアだった。

 手荷物検査等の過剰警備に比べ、ランチ場所の設営等が不十分、今後の課題だと思う。
 とはいえ、県当局の皆さんは国際会議開催のノウハウも得たでしょうし、ご苦労様でした。

(写真:宜野湾コンベンションホールにて、右端皇太子臨席時は撮影禁止だった)

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