先月25日、南荻窪の願泉寺で行われた外間守善さんの告別式に行って参りました。
法政大教授として沖縄文化研究所を設立、「おもろそうし」研究家として著明な外間先生ですが「東京那覇会」会長として何度かその謦咳に接しました。
先年、ご高齢から新宿にあった研究室閉鎖のお手伝いした縁で、先生ご愛用の机を頂き、拙宅で使わして頂いているのは何よりの思い出です。
故・先生の天皇への沖縄ご進講と学習院大講師としての教え子・秋篠宮妃との繋がりは、皇室に対しては一定の距離を置く、県出身知識層の中では異色の存在と言えます。祭壇に天皇陛下と秋篠宮様の献花には驚き、改めて故・外間先生と皇室の縁を感じました。
(拙宅に鎮座する故外間先生積年愛用の机)