漂着の浜辺から
囁きのような呟き。
 



 うちのポータルはgooなのだが、暫く前の「注目ワード」の欄に「ドラえもん最終回」というものがあった。
 それを見たとき、ああ、そういえば昔、そういう話を聞いたことがあるなと思った。確かドラえもんの発明者はのび太だったとかいう、都市伝説めいた話だ。だれだか知らないが、ファンが考えたものだとも聞いた。
 そのワードから辿ってみると、あるブログに辿りついた。そこで、その話を漫画化したものを見ることが出来た。田島・T・安恵 という方の描いたもの。同人誌として、販売もされているようだ。
 一読して、よい出来なので驚いた。これだけの完成度があって、しかも販売が好調とあれば、もし無断でやっていることであれば、問題も起こりそうだと思った。以前どこかで同じ話のフラッシュ映像をみたことがあるが、漫画のほうが格段にいい。(誉められたことでもないから、そのうち削除されそうな気がするけれど、一応リンクを貼っておきます。こちらです。)
 しかし、参ってしまう。これは勝手に描いたもので、パロディに近い。普通なら、僕はこんなものを読んで、感心したりはしない。だが、僕はこのマンガを数度読み返した。だから、困ってしまうのだ。
 ドラえもんというマンガはもともと閉じられることもない漫画だとはいえ、作者の死によって、唐突に終わってしまった。子供の頃から、ドラえもんを読んでいた僕達のような世代は、もしかしたら、心のどこかでドラえもんが閉じられることを望んでいたのかもしれない。そうでなければ、こんな話が語り継がれ、マンガになるということもなかっただろうし、僕が読んで少ししんみりとした気持ちになることもなかったに違いない。
 僕は今でも、ドラえもんの単行本を1巻から13巻までまとめて買ってもらって、とても嬉しかったときのことを覚えている。小学校の低学年の頃だ。小学校の1年生の時に、コロコロコミックが創刊して、その余りの分厚さに感動したことを覚えている。それから、最初のドラえもんの映画「のび太の恐竜」を見に連れて行って貰った時のことを覚えている。ドラえもんを読んでいたのは、せいぜい小学校のころまでだったが、それでもやはりドラえもんは特別な漫画なのだろう。
 

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コメント
 
 
 
夢のロボット (Mercedes)
2006-01-15 11:02:33
私が小学一年生と言う小学館の月刊誌を毎月読んでいたのは自宅に配達されるからだった。

それは幼稚園は通っている私への母の”教育方針”だった。

しかしその中に連載されていたドラえもんを私は読んだ事はなかった。

私は全く漫画を読まずに今に至っている。

中学の時、漫画を読んでいたから世界史のテストの点が飛びぬけて良かったと数人の生徒の歓喜の声が聞こえたその漫画、「ベル・薔薇」さえ読まなかった。

しかし、ドラえもんに関しては”少しは知っている”

そしてその少しは大人の(?)私を魅了して止まない。

彼の提供する世界は未来へと通じている、とさえ思ってしまう。

そして彼を”ハンサム”だと思っている私はどこかのネジが緩んでいるのかも知れない・・・。

 
 
 
Unknown (shigeyuki)
2006-01-15 23:40:33
小学館の学習雑誌は、僕もずっと読んでました。もちろん、マンガもちゃんと読んでました。

娘が今は小学館の学習雑誌を読んでいて、ドラえもんも連載されているようです。もう作者は亡くなっているのに、フシギな感じですね。
 
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