♪ジッコ・ワールドの住人たち♪ 某漫画家のあれこれ

某漫画家の日常の一コマ☆プライベート☆旅日記☆が主の備忘録☆

一匹の働きアリ

2014-01-23 | 現在のお仕事状況
一匹の働きアリが、
組織から放れて活動するということは
こういうことなのか……。


わたしは今まであらゆるところで、
講談社という象のような組織に守られていたんだなと
つくづく思う…。


でもいまさら引き返せない。
次から次へと襲いかかる難問をひとつひとつクリアして
半歩ずつでも先に進むしかない。
踏み潰されたくない……。


そして、ここにきてまた新たな難問が…。


今月中にキンドルに作品をアップの予定でしたが、
JASRACとの交渉が暗礁に乗り上げていて、すこし中断状態です。


『GBMはいらない』には歌詞が数箇所引用されているため、
JASRACに申請をしていたわけですが、あまりにもひどい
常識を逸した利用料の提示に唖然…となりました。
マジですか?


わずか2~3行の歌詞の引用に対して、一冊につき、
最低料金でも、毎月5,000円(たとえ売り上げがなくても)
払い続けろというのです。ありえません…。
もちろんこれは最低料金で、売り上げによってはどんどん
加算されます。(定価の6.2%掛けなんてぼったくり)



これが事実だとしたら、
これから先電子書籍での歌詞の引用は不可能になるし、
今までの作品も描き直しを余儀なくされます。
だって、一冊あたり最低でも5,000円×冊数ですよ、
それを毎月ですよ。電子書籍だから半永久的にですよ。
払えません…。


でもここで独占企業に真っ向から立ち向かっても、
時間の無駄、人生の無駄なので、作品から
歌詞部分をなくす作業のほうが効率がいいかもしれません。
ただその場合、削除となると、作品の流れの辻褄あわせに、
それなりの時間がかかりそうです。


ああ……。
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