南相馬市から３月１日夜

『お葬式』

本日は　お葬式へ。

悲しいお葬式でした。　　57歳だったそうです。

お坊さんの話から　亡くなった方の人柄を知ることができました。

もうすぐ　３，１１　東日本大震災から６年　今年は七回忌　多くの法事供養が行われてもいます。

曹洞宗のお坊さんでしたが、震災時　南相馬市にとどまっておられたそうです。

そして、多くは津波で亡くなった方のご供養をされていたそうです。

７００にも上る　ご遺体、荼毘にされた　お骨　骨壺はあるものの、それを入れる箱もなければ　包む布もない状況だったそうです。

その状況を　福島民報が取材し　新聞に掲載したそうです。

その記事を見て　このたび仏さまになられた　今日　葬儀をされた　仏さま　避難していましたが、そこから自宅へ帰り　家にあった風呂敷　ありったけ

の風呂敷を　お寺に持っていかれたそうです。

骨壺を風呂敷にくるむことができたと　喜ばれたそうです。

そんな　やさしさ　行動力を持った方でした。

確かに　震災後　戻られてからも　いろいろと　活動されていたようでした。

もっと　やりたいこと　したいこと、あったと思いますが　今日の　お坊さんの話から　その　思いを少しでも　受け継ぐ気持ちになった方も多かったはずです。

微力でも　少しでも　できることをしたいと思います。

今日のお葬式は　少し長く参列することができました。そのおかげで　いい話が聞けました。

南無阿弥陀仏。