南相馬市から５月２日夜

『ＥＵでは１２５０ベクレル』

食品の基準、ＥＵでは1250ベクレルだそうです。本当は2010年に廃止になるはずだったようですが、基準を超えたものが出たため、10年延長になったそうです。流通している食品の1250個の内基準超えの商品が１個あるかぐらいでの約１０％ほどの基準だそうですが、日本では５０％だそうですが、そこがいまいちよくわからないのです。

どんなことでも、ゼロという事は無いはずですから、リスクはなんにでもあるはずですから、他にも添加物や残留農薬の問題もあるはずですから、危険は何にでもあるということを、考えなくてはなりません。

日本の大臣の発言で、日本の基準１００ベクレルがどこかに飛んで行ってしまいました。
スーパーはもとより、生産者の方たちも１００以下での基準を設けて出荷する努力をしているようです。聞くことろには、国の基準１００ベクレルを越してしまうと、その地域全体で出荷停止になるので、自分の不注意で多くの人に迷惑が掛からないように、事前に検査して確認してから出荷したいとのことのようです。地域でも事情はいろいろ違うはずなのに、一律に網をかけようとする行政の矛盾があるようです。

ＥＵでも２５年たっても、食品の検査の重要性を重んじているわけですから、始まったばかりの日本では、まだまだこれから徹底して地元密着で検査体制が必要でしょうね。

どこに行っても、気軽に検査ができる、体制作りが大切ですよね。