故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.661 「開山堂」のお話。

2015年10月23日 | 日記

先日、友人と久しぶりに新潟県内の旅行に出掛けた。最初の目的地は越後三山の麓、雪と稲穂の里、魚沼市にある禅寺「赤城山・福寺・開山堂」である。幕末の巨匠、石川雲蝶の世界が今ここに蘇る、と言われている観光スポットである。ここでスケールが大きな彫刻・絵画・漆喰細工を鑑賞することにした。

 

石川雲蝶の作品が日光東照宮にも劣らないものから、ここを「越後日光開山堂」と呼んでいる。この日も多くの観光客が見学していた。テープから流れる約15分ほどの説明を「開山堂」の天井にある“道元禅師猛虎調伏の図”を見ながら聞いていると、首が痛くなった。

 

天井には“透かし彫り”が施された迫力満点の大彫刻に感動を覚えた観光客は多いようだ。その証拠にテープを聴きながら感嘆の声があちこちから聞こえてきた。続いて私は寺の中庭を散策した。手入れの行き届いた庭には緑色の苔が生え、リンドウなどの秋の花も鑑賞できた。

 

赤トンボの飛び交う中、私達は穏やかな秋の陽を浴びながらユックリと静かな庭園を散策を楽しんだ。

 

庭園で見つけた赤トンボ。

開山堂の中は写真撮影禁止のため、開山堂のホームページから写真を転用。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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