故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.339 「外国籍市民懇談会」のお話。

2014年12月05日 | 日記

先日、新潟市中央区礎町の“クロスパルにいがた”で新潟市国際課主催の「中央区外国籍市民懇談会」が開催された。この懇談会は「地域に住む外国人の皆さんにとっても住みやすい町をつくるために、より身近な問題について新潟市内にある区ごとに外国籍市民の皆さんが話し合うこと」を目的としている。

 

この日の「懇談会」にはエジプト、イスラエル、カナダ、中国、韓国、ベトナム、フィリピン、タイ、イギリスから13人の外国籍市民の皆さんが集まった。中には英語や中国語の通訳の必要な参加者もおられたが、席上、活発な意見が出された。私は新潟市国際課さんから依頼され、コーディネーターとして「懇談会」に参加させてもらった。

 

参加者から「地域・交流・コミュニケーション」「日本語学習」「その他」の3分野について日常生活で困っていることや苦労してきた点などを発言していただいた。「町内会など地域との交流情報がなかなか入手できない」「自分の国の出身者の生活情報を入手したい」「市の施設の利用条件などがよく分からない」

 

「日本語講座を夜間など利用しやすい時間帯に開催してほしい」「無料講座の開設や英語が話せる人から日本語を教えてもらいたい」「保証人のいらない賃貸住宅を紹介してほしい」「所得税、市民税の詳細な情報がほしい」など、切実な問題や要望が数多く出された。

 

住みよい新潟市にするため、次回は来年2月にさらに具体的な解決策などを話し合う予定である。

 

 新潟市国際課主催の「中央区外国籍市民懇談会」が開催された。

切実な問題や要望が数多く出された。

 



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