故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.835 「水ぬるむ」のお話。

2016年04月14日 | 日記

私の持っている電子辞書で「水温む(みずぬるむ)」という言葉を調べると≪春になって寒さが緩み、池や川の水が暖かい感じになってくる。≫との説明がある。


先日、その水がぬるんできた信濃川で、大学ボート部の学生達が懸命にボートを漕いで汗を流していた。よく見るとボートは「1人乗り」のほか「2人乗り」と「5人乗り」の3種類が合わせて10艘ほど、春の陽を浴びて川面を滑走していた。


「5人乗り」は漕ぎ手が4人で、あとの1人は舵取りと掛け声役のようであった。中には力強くオールを握る女子学生やランニングシャツ1枚の漕ぎ手も見られた。また信濃川に釣り竿を出し、ゆっくりと魚釣りを楽しむ中高年男性の姿もあった。


この日は青空の下、穏やかな風が流れている春の1日であった。


女子学生の漕ぎ手も見られた。