独学の技術 (ちくま新書)東郷 雄二筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
書名 :独学の技術
著者名 :東郷雄二
出版社 :ちくま新書
刊行年 :2002/02/20
日付 :2008/04/16
定価 :680円
入手法 :図書館
読書ペース/分:5.42P
評価:◎
今月 21冊目 今年 129冊目
【書抜き】
*本というものは、広大な無数の海に浮かぶ一冊なのである。他の本と関係がまったくなく、北天にただひとつ輝く弧絶した星のような本というのは存在しない。
*どんな文章を書くか
①人のために書く
②論理構成がある
③説得力がある
④文献を参考にする
⑤書式を守る
*どんなに短い文章でも、導入部があり、展開部があり、最後に結論があるという構成を持つのが基本である。
【コメント】
*知的生産術関連の本。京大教授の著者が、これから勉強しようとする人がどのようにすればいいかという勉強の技術を伝授する。
勉強しようという意欲を人に伝えるのは難しいが、技術は分解して人に伝えることができるのである。
*知的なロジックな文章で、勉強の技術を解説する本書を読むと、勉強意欲がムクムクと湧いてくる感じがする。