自転車ランプの法則――ペダルをこぐだけであなたは変われる (講談社BIZ)須子 はるか講談社このアイテムの詳細を見る |
書名 :自転車ランプの法則
著者名 :須子はるか
出版社 :講談社
刊行年 :2007/11/14
日付 :2008/04/10
定価 :1,400円
入手法 :図書館
読書ペース/分:4.00P
評価:◎
今月 11冊目 今年 119冊目
【書抜き】
*行動が望ましい感情を生み出し、望ましい感情がさらなる行動を導くのです。
*「自転車ランプの法則」5つのステップ
①変わることを決断する
②やる気が続かない理由を取り除く
③感情をマネジメントする
④「変わったフリ」をして行動する
⑤振り返り、ありたい自分を更新する
*コミュニケーションの鉄則は、「伝えないと、伝わらない」ということ。伝える努力をすることなく、わかってほしいと期待するのは甘えです。
*「勇気ができないから、行動できない」というのは、まさに悪循環のひとつ。「行動するから、勇気が出る」というのは、要するに小さな行動を積み重ねることで、自分には勇気があると認識し直すプロセスなのです。
*所詮は、なにごとにおいてもやる前に「完璧」になることなどないのだから、「完璧になってからやろう」と考えるのは、「やらない」ということと同じだということに気づきましょう。
*ベストを尽くす自分を味わうと、他人を責める気持ちが失われます。
*DO IT NOW!
考えずに、まず目の前のことをやり始めることで次の行動を起こすための準備ができる。
*「やりたいことが見つからないから、本気になれない」のではなく、「本気になるから、やりたいことが見つかる」のです。
*私たちの心の豊かさが、世界の豊かさにつながる仕組みを作る。
*強い人のキーワード
①どんなことを言われても、どんな状態でもめげない
②つねに前向きである
③自分が辛いときにも人に優しくいられる
④言い出したことは、なにがなんでもやりとおす
*この世に「失敗」は存在しない。「未成功」すなわち、「まだ成功していない状態」があるだけ。
*挑戦を継続するために必要なことは、自分の中の変化を信じてあげる気持ち。
*人は変わり続けることによってのみ、イキイキし続けることができる。
*人間は一度変われば十分なのではないということ。満たされて幸せに見える人は、常に変わり続けているということ。むしろ、変わり続けているからこそ、満たされて、幸せなのだということ。
【コメント】
*「ランプが点かないから自転車をこがないのではなく、自転車をこぐからランプが点く」。おなじく「勇気があるから行動するのではなく、行動するから勇気がでる」のだ。「望む結果と前提を入れ替える」、自転車ランプの法則は気持ちをポジティブにしてくれる。