書名 :小さな会社☆儲けのルール
著者名 :竹田陽一
出版社 :フォレスト出版
刊行年 :2003/11/30
日付 :2006/01/19
定価 :1,400円
入手法 :図書館
読書ペース/分:4.09P
評価:○
今月12冊目 今年12冊目
【書抜き】
*会社は粗利益で生きている。粗利益はお客からしか生まれない。よって経営の目的はお客作りである。経営を安定させるためには、お客を多くし市場占有率を高めることだ。それには「なにか」で1位になることを目指すのが早道だ。
*戦略と戦術の違い
戦略:ストラテジア、将軍の術、軍全体の効果的な勝ち方、全体的な勝ち方、ルール
戦術:タクティコース、兵士の技術、手に武器を持ち手足を繰り返し動かすこと、繰り返し行う、作業
*劣勢企業:弱者の社長がとるべき経営戦略
①一騎打ち戦がしやすい商品を選ぶ
②接近戦や一騎打ち戦がしやすい営業方法を決める
③そのためには接近戦や一騎打ち戦がしやすい特別な営業エリアを選ぶ
*まずは量。とにかくお客様に接する頻度を上げるための工夫をこらそう。
*お客に対して「感謝」をしよう。報・連・相はお客から。
それだけでもお客はあなたの会社をきっと気に入ってくれるはずだ。
なぜなら競争相手は感謝をしていないから。
*念じただけでは花は開きません。まず念じて確信を持ち、次に「行動」を起こし、さらに「考えたことをお客に伝えたり、熱心に頼んで」始めて花は開きます。
感謝とは「感じたことを言葉で射る」こと。
*「頭ではわかっているが、面倒でやらないこと」をやり続ければ、成功の可能性は高くなる。弱者はすべての分野で一点集中し、コツコツやり続けるしかないのです。
いつの時代も、平凡なことを非凡につづけること。これが、何もない弱者が生き延びるたの、最強の戦略鉄則だと思います。
【コメント】
*中小企業コンサルタント2名が書いた小さな会社の成功法の本。
*弱者の最大の戦略は平凡を非凡に実行し続けること。
愚直なまでの地道な努力が必要である。